地震雲9 【また、アークが・・・】
今朝は早々に空が白く靄ってしまい、太陽だけがそこから顔をだして、ぼわあっとまるく弱々しい光を投げかけています。6時頃の空はまだ天頂が晴れて青く、朝日の周りは透明なオレンジに輝いて、綺麗でした。でも、どこからか届いてくる地気があって、みるみる空に靄がかかり、力のないアークができる状態になりました。アークのできる雲は磁気を帯びている雲です。震源から放射される磁気そのものの現れです。ですから、こう頻繁にアークが見られる空というのは尋常ではありません。ふつう、地震があると地気も一掃されて、空気が透明になるのですが、昨夜茨城に地震があったあとも、月に被さっていた光輪が消えることはありませんでしたし、空を覆っていた白い靄がクリアになることもありませんでした。昨日は春一番が吹いて、黄砂もおりたそうですから、そのための不透明さと思ってもいいのですが、空を注視していると、白い靄のなかに雲の筋目があり、放射状の収束性もみられます。今朝の観測では茨城方向と新潟方向の2方向から、地気を蔓延させる雲が発生していました。昨日はこの2方向に地震がありましたが、まだ今日も気が抜けない状況です。画像は8時45分頃の千葉・茨城方向を撮った空です。太陽にかかるぼんやりしたアークが写っていますし、太陽のあたりから斜め左下へ雲の方向性があるのですが、おわかりいただけるでしょうか。
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