地震雲１１ 【スマトラ地震の雲 １】

２６日朝、いつも見ている空に、昨年１２月のスマトラ地震直前に見た雲に酷似した雲が流れてきているのに気がつきました。昨日の記事にも記しましたが、あのとき既にこの画像を撮っていました。朝日の画像とどちらにしようか迷って、朝日のほうが綺麗だし、スマトラ地震の雲は結果がでたらそのときにと思って見送ったのでした。今朝起きたら既に結果がでていました。【日本時間２１：５６、スマトラ北部西沖Ｍ６．７】です。あんな遠い異国の地での地震を、こんなに遠い日本で、雲で察知することができるなんて嘘、と思われる方も多いでしょうけれど、あるんです。わたしも最初は（雲の観測をはじめたばかりのときは・・・）、撮った雲のその方向に対応する地震があっても、それを本当に信じていいか迷いました。でも、撮った画像に作為はありませんし、平均して一日１００枚から１５０枚、毎日毎日撮って貯まっていく画像です。６４０の容量のＭＯがもう４０枚を越えていますし、小さな地震の記録は捨てていっているくらいですから、確実に対応地震と判断していい地震も膨大になっています。最近では、雲をみて、あ、どこどこの地域にＭ○くらいの地震がいつ頃起きる、というような予測はたつようになりました。もしわたしが写真家でなく（以前、カメラマンとして報道関係の仕事をしていました・・・）、ただ雲を観測しているだけでだったら、自分では確証あっても、そんなに強く言い切るようにはならなかったと思います。何度も何度も画像を見て、たしかにこの雲を撮ったのだ、たしかにこの方向に雲が発生したのだ、と繰り返し繰り返し自分に確認して、もし誰かにクレームをつけられてもこの画像がある！と心にいいきかせて、信じていいと思うことができるようになりました。それで昨日の雲ですが、１２月のスマトラ直前にはじめて見て、昨日それ以来の観測をしました。またスマトラ？と直感しました。昨年の雲はＨＰに「スマトラ島沖地震までの空」としてまとめてあります。１２月２３日の雲をご覧になって比べてみてください。似ていると思われると思います。