地震雲１５ 【消えない夕焼け ２】

昨日１日１８：１７の夕景です。夕景というよりもう夜空になっていますが、低空がずっと茜色に染まっています。夕焼けはとっくに消えていい時間なのに、です。こういう夕景を勝手に名づけて「ずっと消えない夕焼け」と呼んでいます。はじめてそれを観測したのは昨年のスマトラ地震の前でした。出かけていての帰り道、歩いている道筋のちょうど向かっていく先が西だったものですから、ちょっと道が高くなっている場所にでたとき、低空がオレンジに染まっているのが眼に入りました。最初はふつうの夕焼けと思いました。が、気づくと上空はもう夜の色に近くなっています。いつもなら、低空も一緒に青黒い夜の闇に沈んでいく時間です。なのに、低空はぼやっと明るいオレンジ色のまま。変だと思いました。それで一応カメラに収めました。べつに深い意味はありませんでした。１２月８日のことでした。それから２２日にまた観測し、撮りました。そして２６日、スマトラのあの大地震が起きました。確証のあることではありませんが、なんとなく、なんとなく、消えない夕焼けはスマトラ地震に関係あるのでは？という気持が残りました。今年に入って、２月４，５日に観測したら、５日にフィリピンでＭ７．１があり、２１日に観測したら、２２日にイランでＭ６．４の被害地震がありました。やはり、消えない夕焼けにはそれなりの意味があり、要注意事項と思いました。そのときのことは、２３日に「ずっと消えない夕焼け　１」として記載してあります。昨日また観測しました。変だな、こんなに頻繁に大規模地震なんてあるものかしらと思いつつ、でも、念の為にと一応カメラに収めておきました。写真はそのときのものです。先程、１９：４２、インドネシアでＭ７．２の地震があったそうです。やはり「ずっと消えない夕焼け」は遠い国での大規模地震と関係あるのでしょうか・・・