地震雲16 【宮城県沖M3.8】
1日20:15、北東40°の方向にでていた雲です。家が南面している関係で、外にでないかぎり北方向を見る機会がなく、また察知するきっかけにも薄く、東北の地震の前兆と思われる雲を撮るのは久しぶりです。この日はたまたま別の雲を予感し、撮りにでてみつけました。左右対称のとても綺麗な扇形にひらいていました。こういう優しい感じのする地震雲ははじめてです。その珍しさがかえって気になりました。単発で終わる地震雲とちょっと違う気がしたのでした。単発で終わる地震雲は、もっとむくむくした雲だったり、吹き荒れる電磁波状だったりします。が、この雲にそれはなく、どこか崇高で気高く、広がり方も北から東へと広範囲で、巨大でありながら危険性がなく、通常と違う気がしたのです。なにかそこに居座った力のようなものを感じました。私の杞憂ならいいのですが・・・。ちなみにこの雲に対応する地震として、2日19:23、宮城県沖M3.8が発生しています。
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