地震雲46 【紀伊半島沖の発光】
昨日9日19:40、南西方向夜空に浮かぶ青い発光です。経験則で東海道沖・紀伊半島沖の前兆と思っています。
昨年9月5日夜に19:29紀伊半島沖M6.8、23:57東海道沖M7.3の双子地震がありました。紀伊半島沖、東海道沖と名前は違いますが、ほんの僅かな経度の違いでそうなっただけで、実際は双子と名づけられたようにとても近い地域での発震でした。海域でしたので震度は大したことありませんでしたが、マグニチュードとしてはドキッとするもので、当時かなり新聞を賑わしました。それからこの海域は要注意とみなされてきているのですが、ずっと警戒されたような動きもなくきていました。
が、最近また少し活動が活発化してきたように思われます。3月4日にこの方向に発光を見たときは、空があまりに明るく、夜なのに雲が真っ白に輝いて異様でした。これはこのブログに【地震雲17 東海道沖?の発光】として載せてあります。この対応として7日20:39、東海地方はるか沖M4.9を含む群発があったようです。昨日は13:30に紀伊半島沖M3.9が起きています。その余波の発光と見るには強いので、これからもまだこの海域に動きがあるものと思われます。
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