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June 03, 2005

地震雲100 【6月1日夜東京湾群発一連の前兆】

505311447074 505311447075 505311501093 505311506105 505311756116 505311757123 506010127163 506012002202 506020017221 506020040012  5月31日夜、東京湾で、【19:06 M3.9】をはじめとして、最大【20:44 M4.2】を含む有感地震が、気象庁の発表だけでも5件ありました。
 これほどの群発は予測しませんでしたが、明らかに前兆と思われる現象は起きていました。
 最初の前兆は巨大なベール状の放射状雲でした。細かな鱗雲を伴っていました。一枚目から四枚目までの写真の雲です。
 巨大で勢いがありましたからただならぬ雲とは思いましたが、こういうベール状に薄い雲が、どれほどの危険な結果になるのかは予測つきませんでした。
 五、六枚目は夕方南東の空発生の小さな帯状の雲です。上空を通って北西へと架かっていました。ささやかな雲なのでこれ自体は問題なさそうでしたが、雲の形状が海域での大きめ発震のときの雲なので見逃せませんでした。(この時点でこの方位要注意と思いました。)
 夜に入っての一枚目は、日付が変わった6月1日1:27の同方向の空です。火焔のように揺らぐ赤い発光がみられました。顕著でしたから、ただの赤い夜空とは違います。経験で、この方向の先が東京湾です。
 夜の二枚目はそれから20時間後。【19:06 M3.9】【19:40 M3.7】が発生した後の空です。
 夜の三枚目は6月2日0:17、既に4回の地震発生のあとです。ちいさな放射状の雲が発生してきたところです。
 最後の写真が00:40、薄い煙のような雲でしたが、巨大な放射状になっていました。上の雲が発達したものと思います。写真の雲は中心部で、左右に延びる放射状の帯をとても一つのフレームには収まり切れない巨大さでした。
 これらのようすから群発がまだ収束していないと思われましたが、果たして【1:10 M3.1】がありました。
 地震が起きたときの空は色が違います。磁気を帯びているので金属性の輝きがあるのです。ふつう単独に発震したあとは空の色が回復しますが、新潟県中越地震のように大規模かつ後続があるときはおかしな色が持続しました。それでこの夜も収束がまだということが判断つきました。
 最後の雲と地震のあと、発震していません。なんとなく、最後の終焉を告げる狼煙のような雲と思いました。本当にこれが収束であることを祈っています。
 

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Comments

コメント、賜りありがとうございます。

中越地震の数日前の夕方、西の水平線に、まっすぐで何層にも重なった雲が、見えました。
地震雲の存在は、確かだと思います。
雲の規模と、地震の大きさも比例すると思います。
どうか、よろしくお願いします。


(それから、「銀嶺」という言葉、山岳雑誌などで、よく見かけます。「輝く銀嶺」(マーチ)という曲もありまーす。)

Posted by: YUITI | June 03, 2005 15:01

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