地震雲１３１ 【５日１６：３５南西発生の雲】

　５日１６：３５、南西発生の鱗状を伴う巨大な帯雲です。これだけの雲ですから、必ず明確に対応地震がわかると思っていたのですが、未だにこれといった発生がありません。
　この方向は、駿河湾―紀伊半島沖―奄美大島近海―台湾―スマトララインで、それぞれに顕著な発生があり、雲にもそれとなく特色があります。
　けれど、写真の雲は今までの経験のどれにも当て嵌まらず、それで地域を予測しかねていました。この何日かこのラインで地震がいくつか発生していますが、規模が小さく、該当とも思えずにいます。
　或いは、対極の北東で、【６日５：１０　三陸沖Ｍ５．１】が発生していますから、その磁力に引っ張られての雲だったのかもしれません。