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July 19, 2005

地震雲143 【11日北東発生の巨大うなぎ状帯雲の放射状雲と水平虹】

507110930386 507110932397 507110938417 507111020001  11日9:30台の福島・茨城方向発生の、一本一本が巨大なうなぎ状帯雲からなる放射状雲です。うなぎのように見える真っ白な太い帯雲は、強い地場のもとで形成される、前兆雲のなかでも危険なのだそうです。その集合体の放射状雲でした。
 【地震雲141】にも記しましたが、【11日7:27 茨城県沖M4.7】の発生のあとも顕著な前兆雲が出現し、さらにまたこの雲です。さらには四枚目のように、水平虹(10:20)まで出現して。
 いったい茨城方向はどうなっているのだろうと思わざるを得ませんでした。7:27の規模がM4.7と大きかったので、それの余韻もあるのでしょうけれど、それにしても・・・、です。
 実はこの雲、以前テレビで紹介されて一躍関心を集めている衛星画像上の「漣雲」なのだそうです。ロシアの研究者が衛星に写る「漣雲」から、地域と規模の予知に成功していたとか。うろ覚えですが、たしか新潟県中越地方地震の予知にも成功していたとかでした。
 11日のこの雲がでていた時間帯の衛星画像にも、茨城を中心とする一帯に、たしかに写っていました。この写真はある方の曰く、「漣雲を直視した珍しい例」と。
 それほどの雲なら、結果が怖くなります。緊張していましたがあまり顕著な発例がなく、このまま終わるといいと思っています。1例として、【16日15:26 福島県沖M4.2】が該当するといわれています。

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