地震雲162 【8月7日1:05千葉県北西部M4.7の空】
6日は朝から東に地気が籠もっていました(一枚目、6:21)。いえ、ここ2,3日ずっと地気の蔓延した空が続いていたのです。こういうとき、必ず、大きめ発震するので緊張はしていましたが、明快な雲がでず、空の真意を測りかねていました。
夕刻、南東発生の鱗雲からなる帯雲が発生(二枚目、18:11)。南の空に広がりました。広域でしたから、これは大きくなると感じ、撮りにでました。
東―南東が見渡せる場所に立つと、鱗雲からなる帯雲は南東で収束。反対側へ、非常に種類の違う形状の巻雲からなる帯雲が発生して広がるところでした。巻雲は非常な勢いをもって北へ延びていきます(三枚目、18:17)。この時点でM4以上にはなると思いました。予知サイトの掲示板にはそうご報告しましたが、正直のところ、M4.5以上にはなると思っていました。規模が大きいとはっきり書くのに未だに躊躇します。
ただ、収束の方位が今一はっきりつかめませんでした。それには、巻雲の先に気をとられていたことと、南に広がる鱗雲からなる帯雲の収束が南とも南東ともとれるような複雑だったことなど、原因が重なりました。
Hi-netさんを見ると、この時間までに南西、南、南東のそれぞれにM3規模の深発が記録されていますので、空は撹乱されても無理のない複雑さだったようです。
深夜【7日1:05 千葉県北西部M4.7】が発生しました。それを知ってから写真を見直すと、一目瞭然、震源地となる収束方位は南東(四枚目、18:17)。巻雲と鱗雲が切り替わる位置でした。ただ、撹乱されたのが事実なら、複合の空だったとして、まだ南と東に発震があるかもしれません。
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