地震雲160 【7月26日から8月1日にかけての伊豆諸島中部東沖M5規模群発19件の雲】
7月26日から8月1日にかけて、【伊豆諸島中部東沖】になんとM5クラスの地震が19件も多発しました。最大M5.6、最小でもM4.6という驚くべき群発です。以下、「地震発生量の信号機」氏サイトより列挙させていただきます。
【26日14:14 伊豆諸島中部東沖M5.2 】【26日15:20 伊豆諸島中部東沖M5.1 】【26日16:41 伊豆諸島中部東沖M4.9】【26日22:20 伊豆諸島中部東沖M4.7】【26日22:20 伊豆諸島中部東沖M4.7】【27日10:50 伊豆諸島中部東沖M5.0】【 27日11:30 伊豆諸島中部東沖M5.2】【27日11:39 伊豆諸島中部東沖M5.5】【27日19:54 伊豆諸島中部東沖M5.0 】【27日20:11 伊豆諸島中部東沖M5.2】【 27日21:10 伊豆諸島中部東沖M4.9】【 28日10:02 伊豆諸島中部東沖M4.9】【28日13:27 伊豆諸島中部東沖M4.7】【 28日13:53 伊豆諸島中部東沖M4.6】【28日15:41 伊豆諸島中部東沖M4.6】【29日12:26 伊豆諸島中部東沖M5.0 】【 29日21:51 伊豆諸島中部東沖M5.4】【 30日5:25 伊豆諸島中部東沖M5.6 】【8月1日5:12 伊豆諸島中部東沖M4.6】
こんなことがあるなんてと、目を瞠ったまま信じられない状況ですが、事実です。
ただ、例のごとく、雲を撮っていても、結果は翌日以降ですし、その翌日にはもう次の雲を追っていますから、前、前の雲のことなど覚えていません。こうした群発があっても、じっくり取り組んで検証するまで、そんな大変な群発なのに、雲はでなかったのかしら、などと呑気なことを思っている始末。前兆と結果が即座にピンとこないのです。
やっと今日、こうして遡って撮った雲を追ってみたら、なんと、やはり逐一前兆らしきものを撮っていました。しかも、撮っているときを思い出すと、「これは大変なことになる」とちゃんとわかってシャッターを押しているのです。どれも通常の規模、通常見る形状ではありませんでした。
時間がないとはいえ、これでは何の役にもたたないと、常に反省しっ放しです。ただ、遅ればせでも、こうして検証すると身につきますから、次にこうしたことに遭遇したときには、即座にこれが思い出され、具体的に予知・警戒をだせるようにはなると思います。
写真は時間順で、上の二枚が25日夜。家のベランダから撮った南東の空。次の二枚が26日夜。南東からひっきりなしに雲が流れてきていました。その次の二枚が27日夜。上空に妖しいもようの雲が頻出。目の離せない夜でした。
次の三枚は29日朝で、南東発生の巨大な放射雲。スマトラ地震前兆を思いださせる雲でした。上から南東。次が東、次が南西です。
その下の綺麗な青空の四枚は31日16:50台で、南東発生の物凄い巨大な放射雲。一本の帯自体が巨大で、全貌はとうていカメラに収まりきれませんでした。一枚目、南東。二枚目、東。三枚目、南。四枚目は別の地点から見た帯の一本で、如何に巨大かわかっていただけると思います。綺麗で、ほれぼれしつつ撮りましたが、この巨大さは異常と、心に感じていました。
最後の二枚は31日18:20台、南東に現われた爆発状の雲です。最後の写真をみてわかるように、急速な広がり方でした。
いずれにしても、この群発がどう影響するのか、考えたくありませんが怖い状況には違いありません。
追記:たまたま7月26日の前日から8月1日の前日の雲をまとめたかたちになっていますが、時間枠を決めて写真を選んではいません。7月中に撮り溜めた写真の中から震源地方向の南東の雲を選んで、厳選しつつ載せてみたらこういう結果になっていました。
これが地震前兆のセオリーに嵌るのかどうかわかりませんが、最初の前兆は夜の不穏。それがなくなって日中の明確な放射雲、という順序は覚えておきたいと思います。
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