地震雲１７６ 【２３日朝焼け・２４日１９：１５三陸沖Ｍ６．２の空】

　２３日朝は強烈な朝焼けをしました。滅多に見る色ではありません。写真は４：５８から５：１２のあいだの撮影です。
　一枚目は東。北東発生の雲が灼熱色に焼けました。
　二枚目と三枚目は南東の空にあった雲です。日が昇る方向とは反対側なのに、赤く染まりました。
　四枚目と五枚目は続きで、上が岩手方向の雲。下が宮城沖震源地方向の雲です。岩手の雲はレンズ状。宮城の雲は地質調査に見る地層のような、巨大な壁状でした。なんともいえない不気味な雲でした。
　最後は、福岡方向発生の帯雲が焼けた状態です。大量の帯雲でした。
　異常な朝焼けは大きめ地震の前兆です。新潟地震の前にも同様の朝焼けを見ました。全身がオレンジの色でずぶ濡れになるような感覚でした。昨日はそれほどでなかったので、ひとまず安心しています。
　当地は夕刻から雷雲の雨空となり観測できませんでしたが、各地で強烈なまでの夕焼けも観測されました。雷自体が異常前兆です。警戒度高い昨今です。

追記その１：【２４日１３：２７　岩手県東方沖Ｍ２．７】が発生しました。岩手の雲の対応地震と思います。
追記その２：【２４日１９：１５　三陸沖Ｍ６．２】が発生しました。四枚目と五枚目の岩手・宮城沖方向の雲が該当と思います。「追記その１」は前哨だったようです。やはり異様な朝焼けにはそれなりの規模が伴いました。
追記その３：その後、【２４日１９：１４　三陸沖Ｍ５．９】【２４日１９：１５　宮城県沖Ｍ６．３】の双子地震だったことが判明しました。