地震雲２０２ 【１９日東京湾Ｍ３．０と２０日千葉県北西部Ｍ４．３の空】

　近場の千葉で発震があるとき、前日とかそれ以前から空がもやっておかしくなります。月にも雲がかかったり、地気に包まれてハレーションを起こしたり、とにかく磁気放射が行われていることが空に現れるのです。
　画像上二枚は１５日夜。東一帯が明るく、発震のあることを予告していました。一枚目の雲はよく「東京湾」とか「千葉県北西部」の名称で起きる地震の震源地方向から発生しています。
　次の二枚は１９日深夜１：３３とその朝。空は晴れており、星も見えるのに、月にハレーションが起きていて大気中に磁気が蔓延していることがわかります。その結果、朝は雲もないのにご覧のような朝焼けとなりました。５：０８撮影です。
　下三枚は千葉県北西部の発震当日です。朝からどんより曇っておかしな空でした。雨空とも違い、薄気味悪いという形容がつく状況です。重苦しいとか、そういった感じでした。阪神を経験された方がよく直前状況に「重苦しい」「死の街」のようだったといわれるのを聞いていて、それに近いと感じていました。ただ「死の街」ほどではないので、発震しても被害級ではないだろうと安心していました。
　下から三枚目は１５：３１、震源地方向から発生している雲。二枚目は１６：４６、日中からずっと空が黄色みを帯びていました。最後は１９：４４、発震の一時間前ですが、曇った空にどことなく発光がみられました。今回は地気が大量で層が厚かったのか、１５：３１の雲も夜空の発光もそんなに顕著でなく、気をつけていなければわからなかったと思います。それだけ地気の異常さがあったのでした。
　【１９日１７：５４　東京湾Ｍ３．０】【２０日２０：３９　千葉県北西部Ｍ４．３】が発生しました。