地震雲２４１ 【１０月３０日の空と雲】

　朝から虫食い太陽状の不穏な空の一日でした（一枚目　８：４５）。「虫食い太陽」と呼ばれる現象も要注意の空なのだそうです。このときの雲は西発生、虫食い太陽もその為と思われましたが。
　最後の写真は２２：１４、東一帯（千葉方向）を撮ったものです。左端が茨城になります。その茨城上空に二本、竜巻状に昇る雲があってギョッとしました。竜巻雲は阪神淡路大震災のとき、直前に観測されています。
　よく飛行機雲とまちがわれるのですが、こんな時間にこんな低空で、しかも二本も並んで、というのは明らかに雲です。でも、まさかと思ってましたところ、みるみる膨らんで漏斗状に変化。しかも二本とも同じ形状に・・・、でした。
　写真を見ても尋常でないことがおわかりいただけると思いますが、角を曲がってこの光景が目に入った瞬間、これは・・・、と息を呑みました。まるでスペクタクル映画のシーンに飛び込んでしまったような感覚でした。【１０月３１日２：３１　茨城県南西部Ｍ４．３】が対応地震と思います。
　虫食い太陽をもたらしたほぼ真西発生の雲は、【１０月３１日１０：０４　岐阜県美濃中西部Ｍ３．１】の雲と思います。

追記：
【１０月３１日１０：０４　岐阜県美濃中西部Ｍ３．１】
【１０月３１日２：３１　茨城県南西部Ｍ４．３】
【１０月３１日１：０４　能登半島沖Ｍ２.８】
【１０月３０日２１：１１　長野県南部Ｍ２.６】