地震雲250 【11月9日の空と雲 長大な帯雲】
透明な地気が張り詰めた朝が昨日に続く。
昼頃から、東西ラインの長大な帯雲が届きはじめる。西から東へ流れ、巨大な壁となって立ちはだかる断層状の雲で、大河のような流れは夕刻まで続く。規模、滞空時間ともに2003年12月9日の歴史的長大な帯雲を髣髴。海外からと思う。
最初に見たのは鶯谷にて。それから広尾でも確認。帰宅して急いで富士山の見える観測ポイントに走り、夕焼けの瞬間に間に合う。二枚目の写真の右手低空に富士山が頭だけ写っています。
衛星で確認すると、インド―中国南部―朝鮮半島沖合―福岡と通るほぼ真横一直線の東西ラインの帯雲で、房総半島沖合に没していました。2003年の長大な雲は一年後の2004年12月のスマトラ地震前兆ともいわれています。この日の雲が何を意味するかが不気味です。
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