地震雲259 【2月11日の空は23日アフリカ東部M7.2の前兆?】
【2月23日7:19 アフリカ東部M7.2】が発生しました。
M7規模以上の地震の時、私には一つの試論があります。それは、「一斉放射の空」が現われたあと、だいたい14日後に発生しているのではないかということです。
「一斉放射の空」とは、画像でいうと四枚目のような磁気が吹き荒れる空をいいます。最初私はそれを「磁気の空」と名づけていました。その後ある掲示板で他の方が「一斉放射の空」といわれ、そのほうがわかりやすいので、以後私もそう呼ばせていただいています。
新潟とスマトラの前一ヶ月ほど、非常に頻繁にこの空に遭遇しました。雲観測初心者だった私は、あまりに日常なので普通の空と思って撮っていました。が、スマトラ地震以後、さっぱりとこの空を見なくなり、???と思っていたのです。
その後、たしかチリ地震とペルー地震だったと思いますが、大きな地震があり、久々にこの空に遭いました。それで、ふっと思ったのです。こういう空と大規模地震は関連があるかも・・・、と。
それで調べてみました。そうしたら、地震は二つとも、「一斉放射の空」が現れてから14日後に起きていました。ただ、たった二つの例ですから、偶然といってしまえばそれまでです。新潟・スマトラ時は規模が大きすぎてほぼ連日でしたから、症例になりません。ただ、一々の検証をする時間がない中でも、それ以降も何となくそれっぽい感触はもつことができていました。
今回アフリカでM7.2が発生したと知り、このことを思い出して、14日前に「一斉放射の空」があったか遡ってみました。そうしたら、何と、11日にありました。14日前どんぴしゃではありませんが、10日から15日のスパンと考えれば範囲かもしれません。
11日の空は、一目で危険とわかる帯雲がでていました。一枚目の「畳み掛けるように並ぶくるんくるんした波状の雲」です。これはスマトラ前兆で目撃した雲です。そして、この雲を見ると、必ずM7前後の規模の地震が世界のどこかで起きます。
「くるんくるんした整列する波状雲」と「一斉放射の空」。この二つが揃う11日の空は、アフリカ東部地震M7.2前兆だったのでは、と思っています。
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