地震雲264 【3月6日関東沖多発の前兆空】
一枚目は【地震雲262】でご紹介させていただいた2月26日の東一帯の光景です。南東発生の雲です。
二枚目は3月2日朝。帯雲が巨大な放射状となって全天に広がりはじめようとしていました。
三枚目以降は3日午後。この日は非常な気象撹乱の一日で、不気味で巨大な黒い雲が福島方向から届いて空を覆い、そこに千葉方向発生の雲が混じり・・・、その千葉方向低空では巨大な積乱雲が逆巻いているのが手にとるように見えて、といった状況でした。
が、撮っている私の上空は青空。それが最後の写真です。とても信じられない異常な空でした。
この日は東北太平洋岸一帯で、異常な地震の多発がありました。雲が発生していた福島方向でも然りです。千葉では雷の多発と落雷。ところによっては吹雪。同じ東方向の都心は雨。それらが一体となっての光景を、私は遠くからカメラで捉えていたのでした。四枚目の右側低空、縦の簾のように降る雲は都心方向の雨です。
これだけ異常な気象が続きながら、対応となる地震がなかなか発生しませんでした。長引くほど地震の規模が大きくなるので不安でした。が、ようやく6日に多発。
【3月6日17:21 八丈島東方沖M3.9】【3月6日17:21 房総半島南東沖M4.3】【3月6日21:50 伊豆諸島東方はるか沖M4.0】【3月7日15:37 房総半島東方沖M4.1】と、これだけの地震が並びました。
稀に見る異常な前兆でしたので、内心かなり危惧していました。複数震源が重なったためだったようです。
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