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August 10, 2006

地震雲297 【8月8日7:19 南太平洋バヌアツ島近海M7.0までの空】

608011112109 608011328124 608061556038 608061824198 608071236241 608071313253 608071314256 608071314258 608080458302 608080459305 608080505340  【8月8日7:19 南太平洋バヌアツ島付近M7.0】が発生しました。以下、最初に観た前兆雲から追って掲載させていただきます。
 最初の二枚は8月1日。高空の緻密な鱗雲の密集は、遠くの大きな震源前兆です。
 三枚目と四枚目は浅間山方向からの雲。方向・形状・質感からおそらく浅間山のなんらかの活性化現象とみていいでしょう。火山性の雲は渇いてさらさらした感じで、透明感あって、今にも彩雲ができそうで、限りなく綺麗です。この雲は発生の最初期から見ていましたが、非常な勢いで延びていました。浅間山関連とすると、「噴煙があがった瞬間から、みるみる広がっていくようす」という形容がピッタリの光景でした。事実、その後、この時間に浅間山に噴煙があがっていたことがわかりました。
 浅間山は山そのものの噴火への懸念ではなく、この山が何年ぶりかに噴火した年に、紀伊半島沖双子地震・新潟地震・スマトラ地震と、滅多にない規模の地震がが続いたので、地下で連動しあっているのではと、注意してみています。
 五枚目は7日。遠く海外に大きな地震が迫っているとき、よくこのように北西の空で雲が吹き荒れます。こういうとき、今まで北西に震源があると思ってきましたが、そうではなく、遠方の震源を受けての影響のようです。
 その下の三枚は五枚目と同じ時刻の南側です。髭のある龍のような巨大な巻雲が、北の空から現われては南東に吸い込まれていく、といった現象。六枚目の北西寄り発生の雲と、七枚目の北からの雲が、八枚目の南南東の一点に向けて延びてきては、吸い込まれていっていました。かなり異様な迫力ある光景でした。
 南南東では、深夜に【地震雲296 父島近海M6.2】が発生していますので、さらに強い後続があるのかと、危機感を覚えながら観ていました。とても強い磁場の存在をこの方向に感じざるを得ませんでした。
 その下の二枚、虹は、8日早朝。南西と北西の両側に株虹が立っていました。あと少しでアーチを描くところ、天頂がちょっと欠けていました。ただ、朝焼けを撮りにいく途中で急いでましたので、もう少しねばっていれば架橋が見えたかもしれません。虹を観ると、決まって海外遠方に大きな発震があります。
 最後は同じく8日の朝焼けです。

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Comments

エマさんへ
コメント、有難うございます。ブログ、見させていただきました。綺麗な壁紙ですね。とっても素敵でした。昨日(一昨日?)は台風の影響もあって、地震雲がたくさんでてました。雲の観測は方向がとても大事ですので、撮ったら方向を書き込まれるといいですよ。そうすると、その方向に地震があったとき、「あ、あの位置が○○県なんだ!!」ってわかって、凄く感動します。地震雲も、全天を覆うほどの不気味なものでなければ、起きても大丈夫な小ささですから・・・。写真は携帯で撮られてるんでしょ? 私はデジカメなので、一応鮮明に写ります。また地震雲を撮ったら教えてください。

Posted by: ゆりこ | August 11, 2006 01:21

私も昨日見た!!地震雲

見づらいけど写真upしてありますんで・・・

写真写しキレイですね^^

なにかコツ、あるんですか??

Posted by: エマちゃん | August 10, 2006 12:23

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