地震雲304 【11月17日新島・神津島群発と18日奄美大島近海M6.2を含む群発の空】
11月17日に新島・神津島近海等南にM5.0を含む群発、18日に奄美大島近海にM6.2を含む群発がありました。
15日に千島列島M8.1があったばかり。空が落ち着くかと思ったら、翌16日にもう凄まじい大放射。また千島で?と緊張しました。が、そうではなくて、二件の群発前兆だったようです。
以下、画像を追って説明させていただきます。
●一枚目から三枚目…16日。大放射の空。間近に大きな地震が迫っている前兆です。三枚目の南西低空の赤焼け画像は、朝10時頃のものです。いかに南西に地気が溜まっていたかがわかっていただけると思います。
●四枚目~八枚目…17日。新島・神津島近海群発当日、奄美大島近海群発前日のこの日は凄まじい空でした。東海地方ではぎょっとするような規模前兆の帯雲が観測されたようですが、当地でのそれは五枚目の右上に横たわって写っています。ここのところ忙しく、撮りにでるのを控えており、全貌を捉える機を逸してばかりいるのが悔やまれます。きっと、外で撮ったら凄い雲だということが実感できたと思います。とにかくこの日の空は大変でした。綺麗だけれど危険な筋状帯雲がぐんぐん伸して来たり、その筋雲が異常な規模で彩雲がかっていたり・・・、でした。四枚目の南西上空に扇状に広がる形状の雲は、これが石垣状だとスマトラ地震時によく観ました。このラインは、駿河湾・紀伊半島沖・奄美大島・台湾・スマトラ前兆を観る方位です。雲の形状でおよそ地域の推測がつく場合があります。この扇型はまさしくスマトラ地震の形状。またスマトラ?と思ったのですが、見慣れた石垣状とちょっと違う・・・。??と思っていたら、奄美大島近海前兆でした。
●九枚目(最後)…18日。奄美大島近海M6.2を含む群発当日の空です。
《気象庁地震情報から》
11/16 17:03 34.2N 139.2E 20k M2.6 新島・神津島近海
11/16 17:07 34.3N 139.2E 10k M2.5 新島・神津島近海
11/16 18:18 34.3N 139.2E 10k M2.6 新島・神津島近海
11/16 21:01 34.2N 139.2E 10k M1.9 新島・神津島近海
11/16 21:05 34.2N 139.2E 10k M2.8 新島・神津島近海
11/16 22:22 34.3N 139.2E 10k M2.5 新島・神津島近海
11/17 00:48 34.3N 139.2E 10k M2.4 新島・神津島近海
11/17 08:17 30.2N 138.6E 423k 5.0M 伊豆諸島南西部(世界)
11/17 16:41 26.3N 143.2E 20k M4.6 父島近海
11/18 03:03 28.5N 130.2E 30k M6.2 奄美大島近海
11/18 03:16 28.4N 130.2E 20k M3.9 奄美大島近海
11/18 04:44 28.5N 130.2E 20k M4.7 奄美大島近海
11/18 05:40 28.4N 130.4E 20k M3.8 奄美大島近海
11/18 14:12 28.6N 130.2E 10k M3.9 奄美大島近海
11/18 15:02 28.6N 130.1E 20k M3.8 奄美大島近海
11/18 22:54 28.5N 130.3E 30k M3.9 奄美大島近海
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