地震雲３７７ 【１０月１７日異常夕焼けの空以降・・・経過を見るために ３】

　１０月２１日。久しぶりに、ほとんど終日雲一つない青空といえる一日でした。中で、南東に気になる動きがあり、それが画像の雲です。遠方と思われるので撮りにでませんでしたが、金属質のぎらぎらした輝きをもつ雲でした。１０分ほどで過ぎ去りましたが、最盛期の中央の盛上がるような部分が、まるで熔岩の湧き出るような感じに勢いがありました。南東では、その後も、輝くような雲がときどき発生していたようです。写真は９：３０頃の撮影で、三枚目は通り過ぎた最後尾の状況です。
　昨日の騒然とした空が嘘のような一日。地震の発生も止まっています。

【追記：２２日朝】
　昨夜から未明にかけてオリオン座流星群が見られるということで、深夜、頑張って空を見ていました。薄い雲がありましたが、オリオン座にはかかってなく、絶好の観測状況。でも、一個も流星を見ることができなくて、がっかりしています。オリオン座流星群の流星は、ふつうの流星より暗めで見えにくいそうですが、それにしても、痕跡にも遭遇しませんでした。ただ、火星はくっきり赤く見えていました。こんなに明確に火星を見たのは久しぶりで、まあ、よかったかも・・・

【写真の雲の該当と思われる地震】
１０月２３日１１時５７分頃 新島・神津島近海 Ｍ１．７ 震度１
１０月２２日０９時５２分頃 新島・神津島近海 Ｍ３．０ 震度１　
１０月２２日０９時４４分頃 新島・神津島近海 Ｍ２．８ 震度１　
１０月２２日０９時３５分頃 新島・神津島近海 Ｍ４．３ 震度４