地震雲382 【10月17日異常夕焼けの空以降・・・経過を見るために…まとめ2 22日の新島・神津島近海群発への前兆】
●10月22日朝、新島・神津島近海で、M4.3を含む3件の群発がありました。その前兆と思われる空です。
一枚目から六枚目…10月20日。「まとめ1」のスマトラM6.8前兆と思われる空との複合で、凄まじい前兆なのに方位がつかめなかった空です。「南西のスマトラ」、「南の新島・神津島近海」と、結果がでてから見直すと、明らかに空は、南西からの放射と、南からの放射に分けられました。これらは南から発生の雲です。三枚目と六枚目が、薄いピンクがかって写っています。溜まった磁気にデジカメが反応してしまったものと思っています。
七枚目…10月21日。金属質のぎらぎらした輝きをもつ雲が、南から頻繁に発生していました。こういう輝きのある雲は24時間内での間近発震前兆です。
最後…10月22日1:30。オリオン座流星群が見られるというので眺めていた空です。海に浮かぶ環状珊瑚礁のような形状の薄い雲が発生していて、中の突起が一様に南に収束していました。不思議な光景でした。雲のあいだにオリオン座が写っています。薄いもやのような雲がたゆたう空も、間近発震状況です。
●結果がでてから改めて画像を検証すると、ほんとうに一目瞭然です。が、撮っているときは、空の凄まじさに翻弄されて、複合と思うこと自体が難し状況です。群発の発生後、20日の騒然とした空は、この群発前兆だったものとして、決着をつけようかと思いました。が、それにしては後続が少なく、規模として合いません。ようすを見ていたら、25日にスマトラでM6.8の発震があり、複合だったから読めなかったのだと納得しました。
【気象庁地震情報より】
10月23日11時57分頃 新島・神津島近海 M1.7
10月22日09時52分頃 新島・神津島近海 M3.0
10月22日09時44分頃 新島・神津島近海 M2.8
10月22日09時35分頃 新島・神津島近海 M4.3