地震雲399 【7月19日福島県沖M6.6、M5.3の雲】
7月7日18:30頃に現われた雲です。エッジがシャープなわけではないのに肉厚で、くっきりと空との境界をつくっていました。北東の通常福島県沖前兆の方位から発生しているのに、東を横切って、南西にまで到達する重量感ある雲でした。今日(19日)の【7月19日11時39分頃 福島県沖 M6.6】【7月19日11時47分頃 福島県沖 M5.3】の前兆だったと思います。これほど顕著な雲は珍しいのに、なかなか福島県沖の発震がないのでおかしいと思っていました。12日後の結果となりました。
この日は空が全体に吹き荒れて目が離せませんでした。空が白濁して、どこかに大きな震源が潜んでいる空でした。夕刻には北西低空が赤焼けしました。その後、埼玉県や能登半島で発震があり、赤焼けの対応はそれで済んだと思っていたのですが、まだ福島県沖があったのでした。画像は、一枚目が北東(左端)発生のようす。二枚目は東一帯の空。三枚目は南のようす。四枚目は場所を変えて東(左が北東)、最後は赤焼けのようすです。
追記:その後の発生状況
【7月21日13時52分頃 福島県沖 M3.9 】
【7月21日13時50分頃 福島県沖 M4.2 】
また、別地域ですが大きめの発震がありました。これは18日夜に前兆の雲がありました。
【7月21日06時31分頃 小笠原諸島西方沖 M5.7】
追記2:その後の発生状況
7月22日17時47分頃 福島県沖 M5.4
7月22日02時23分頃 福島県沖 M4.3
7月21日20時30分頃 福島県沖 M6.1 震度4