地震雲404 【9月21日朝 千葉県北西部M4.8】の雲
●上四枚は9月20日朝7:45ころの写真です。前夜から台風が関東を直撃するとの予報で緊張して一夜を明かしました。幸い直撃は逃れて、この時間、台風は銚子沖を通過したころでしょうか。雲はみるみる晴れて青空が雲間から顔をのぞかすくらい。
が、最初に目にした南東の雲の凄まじいこと。直前雲のような内部の様相でした。東発生で西へ流れて行っていました。我が家の窓から見える南東はその通過状況というわけです。まだ台風が千葉沖あたりにいるはずですから、台風の雲か、地震前兆か迷いました。質感からは明らかな前兆雲。それで、一応最盛期が終わるまで撮りました。
下二枚は発生方向です。下から二枚目の画像は上三枚の雲の発生方位。千葉県の地震の震源方位です。最後は18日未明3:26の撮影です。仕事で徹夜していたのですが、なんとなくなんとなく空が気になって時々窓をあけては眺めていました。が、ずっと何事もなく過ぎ、それでは寝ようかと、これが最後と決めて眺めた東の空に白い煙のような雲が湧きあがっているのを発見。目視では少しピンクがかって見えました。発生している最中で、見ていてもてっぺんが高くなっていくのがわかります。嫌だな、あんなところで・・・と思いました。
この未明の雲の方位は、その上の千葉県北西部前兆の雲の発生方位とほぼ同じです。手前の屋根の稜線でおわかりいただけるでしょうか。
今回は明らかな直前前兆でした。ただ、仕事が切羽詰まっていたのと台風の停滞とで意識が集中できず、予知の自覚にまでに到りませんでした。地震予知判断は精神の集中が重要です。