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March 23, 2009

地震雲416 3月23日午後の雲 → 【3月24日04時53分頃 福島県沖 M4.3】発生

0139 126 0123 0117 0118  つい先ほど、14:20頃の空です。一枚目は福島県沖方位。火山の火口から噴出するような形状の雲です。

 二枚目から下は順に、北東(福島県沖方位)―東(千葉県方位)―南東(小笠原諸島方位)―南(伊豆諸島方位)です。

 妖しい雲なのでどの方位が中心か確かめに撮りに出ました。こういうとき、広域に広がっているので目視では見極めがつきません。行くまでの目算では千葉県方位?と危ぶんでいました。が、発生は北東。おそらく福島県沖方位です。

 この雲の形状には見覚えがあります。千葉県中西部で割と大きな発震があったときのものに似ています。24時間以内にM4.5規模(あるいはそれ以上?)の発震があるのではないでしょうか。

追記:
この雲の結果と思われる地震がありました。【3月24日04時53分頃 福島県沖 M4.3】です。経験則で「火山の火口から噴出するような形状の雲」は直前雲と私は思っています。最初に認識したのは千葉県でM6があり、東京の都心で震度5を観測して交通が乱れたときです。そのときの雲はもっと不気味でした。その経験があるので、昨日の雲はそれほどでないからM6にはいかないという予測も立ちました。空を見ていることの大切さを思います。

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March 21, 2009

地震雲415 【3月20日ニュージーランド付近M7.7】の前兆?

0003 0028  【3月20日 ニュージーランド付近M7.7】の地震がありました。この前兆としての雲は、忙しかった為か雨だったのか、記憶も曖昧ですが、撮っていません。(ここのところ疲労が溜まって、気力不足というのが実情です。済みません。)

 ただ、一枚目の写真の夕焼け雲ですが、これは南の空です。14日の撮影です。同時刻、東の雲も同様に焼けていました。日没は西。東から南にかけての雲が焼けるということは、相当の磁気が空に溜まっている証拠です。

 この日、直前まで雨でした。灰色の雨雲に垂れこめられていて、夕刻、雨があがったと思ったら、雨雲が引いた空にこのオレンジ焼けの雲が現れました。雨雲が遮っていなかったら、もっと最盛期を見たと思います。

 この焼け方には経験があります。新潟県中越沖地震の何日か前のことです。それ以降、観測していません。ここのところ、そんなに激しい空に遭遇していないと思っていましたので、(気力不足で見逃していたかもしれません)、この焼け方には悩みました。規模の大きい発震があるのだろうか、と。ただ、新潟地震前兆の雲として咄嗟に思い起こしたことは確かです。

 二枚目は20日。日付が変わった頃の撮影です。この夜は全天が宵闇色に明るく大きな地震があるなあ・・・という空でした。気になって何度もベランダに出て夜空を眺めていました。写真は南東です。目を凝らすと微細ながらほのかに赤く発光していました。写真は見えやすいように極端な加工をしていますが、目視でもわかりました。

 それからまもなく「ニュージーランド付近でM7.7」が発生。米地質調査所ではM7.9となっているそうで、今年最大級の地震です。ニュージーランド付近とありますが、トンガ付近ともいえる場所です。トンガでは16日に海底火山が爆発。噴煙をあげる生々しい映像をテレビで見たばかりです。両者に関係があるのか地震予知のサイトで心配されました。

 一枚目のような夕焼けを見ても、まさか・・・と思います。新潟地震の前に見たからといって、必ずしも発震があるわけではないだろうと、疑念を自分で打ち消してしまいます。でも、やはり、大きな地震がありました。こういう焼け方はやはり要注意のようです。また、明るい夜空も・・・

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