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August 20, 2009

地震雲423 【8月9日東海道南方沖M6.9→11日駿河湾M6.6→13日八丈島東方沖M6.6】への空4 ≪八月発震まで≫

8月4日
08041808 08041808a 8月5日(撮れませんでしたが、この日は溶鉱炉の中のような灼熱色の強烈な夕焼けでした。)08052306
8月6日
08062104
8月7日
08070905 08071344 08071752
8月9日
08092343 08092345
8月10日
08100023
8月11日
08111612
 8月に入ってからの連日の顕著な空というのはそれほどなかった気がします。あったら何があっても撮っているはずですから。この「何があっても撮る」「撮るのに振り回される」・・・、が大きな地震前兆のバロメーターですね。

 代わりに顕著だったのが夜の空。それは連日の月の虹色の光冠(9日23:43画像)と、南西の駿河湾方向の白い発光でした。

 日付順に説明させていただきます。

8月4日
南西から北東に延びる長い断層状の雲。中におそらくコッペパン状の太い帯雲放射と思われる帯雲の一本が赤く焼けたのが見えていました。二枚目がそのアップです。長い断層状も不審ですが、このコッペパン状の太い帯雲は危険です。しかも赤く焼けて・・・。当地からは低空で見えにくく、全貌がわからないのでもどかしかったのですが、神奈川あたりではどのように見えていたのでしょう。

8月5日
この日は出先で撮れなかったのですが、まるで溶鉱炉の中で溶けた鉱物がしたたっているかのような強烈な夕焼けがありました。観ていて唖然とする凄さです。何、この空・・・と思いつつ、カメラを持っていない悔しさを噛みしめました。
この夜から南西の白い発光に気がつきました。

8月6日
前夜と同じく南西の白い発光。煙があがっているかのような不審な雲。なんだか不穏度が増しているような・・・という気がしつつ撮ったのを覚えています。

8月7日
 朝、青い空に白い雲の、スマトラ地震前兆時に見慣れた危険な空(9:05画像)。?と、緊張しました。青い空に白い雲というととてもノーマルな平和の象徴の空のように思えますが、雲の形状によっては危険な空なのです。9:05画像のように部分部分に洗濯板状の模様が混じっていたり、一番下の11日画像のような細かい漣状(千鳥状と私は呼んでいますが・・・)がある空のことです。
 この日はその後出掛けて、その帰宅時、ふと空をみあげたら洗濯板状の横縞が線路の枕木よりも太い幅の横縞になっている雲があってぎょっとしました。これはM6規模前兆です。まさかという思いで急いで家に帰り、デジカメを持っていつもの場所に撮りに出ました。それで撮ったのが13:44画像です。枕木状の横縞はすでに崩れていて撮れませんでしたが、画面右上の四角っぽく区切られている部分がその名残りです。みつけた当初は区切られてなくて長い枕木そのままの形でした。
 ただご覧のようにこの日の空は全域騒然として、この枕木状横縞がどこの方位での不審か識別できませんでした。
 そして、この日はその後もずっと不穏で、それこそ撮るのに追われる一日。17:52画像では南西から不審な灰色雲が噴き上がっています。レリーフ状に白いエッジができるのは磁気性が強い雲だからで、ただの雨雲ではありません。

【8月9日19:56 東海道南方沖M6.9】発生

 9日は地震予知のサイトで、各地で水平虹の観測報告がありました。水平虹というのは地震前兆で最も危険な部類に入る虹で、ふつうの虹と違って真横一直線の虹です。環水平アークというのが正式名称らしいのですが、「水平虹」で検索されるとたくさん事例がでます。
 8日、9日の空を撮っていないし、記憶にないのでそんなに顕著な前兆があったのではないような・・・。当地での直前前兆としては7日の空だったのですね。やはりスマトラ地震時の前兆で覚えた「青い空に白い雲」は危険でした。

 8月9日23:45と、8月10日00:23の画像は、発震があって震源地の方向はどうなっているのかしらと思って撮った空です。地獄谷のような勢いで刻々と形を変えて雲が噴き上がっていました。これを見て、?、前兆はまだ収まっていない・・・、後続があるかも・・・と心配になりました。

【8月11日5:07 駿河湾M6.6】発生

 8月11日16:12画像は、駿河湾M6.6があったあとに現れた「青い空に白い雲」のスマトラ地震時に見た危険な前兆の空です。まさか・・・、と思いました。だって、東海道南方沖があって、駿河湾があってと、M6規模が続いたわけですから、まだ何かあるなんて思えませんよね。

【8月13日7:49 八丈島東方沖M6.5】発生

 11日の「青い空に白い雲」はこの地震の前兆だったようです。

■まとめ
 私は、大きな地震の前には必ず顕著な「これだ!」と決めていいような凄い雲が出現するものと思っていました。阪神淡路大震災のときも、岩手内陸地震のときも、怖いくらいにレリーフ焼けをした巨大な放射状雲が報告されていましたから。
 が、それはどこかでは観測されていたかもしれませんが、地域が限られていて、日本全国の誰にでも認識できるものではなかったのです。で、当地ではご覧になっていただいたような「一連の不審な空」という実情でした。
 顕著な雲がなかったから、直前予測まで至りませんでしたが、思っている形の雲が観測できなくても、振り返ってみれば前兆は確実にあったのです。そのバロメーターは、「撮らなくてはいられない」「撮るのに振り回される」空。こういうときは大きな地震が迫っていると考えなくてはいけないようです。そういう中で、やはり7月19日の巨大な虹は顕著な前兆でした。
 今後は空全体の騒然さに惑わされずに、どの方位が一番不審か・・・、に心を澄まして、冷静に見ていくことにします。

 大きな地震前兆は、直前だけでなく、一か月以上も前から空を騒がせています。本当は研究所みたいなそれに専念する場所を作って、撮った画像を日々チェックできればいいのですが・・・
 個人では撮るのにやっと。画像処理すら追いつかない・・・、の現状では、注意して読めば把握できた南西の異常も、こうしてやっと解明した次第です。でも、振り返ることの大切さを感じています。

■もう一つのブログ≪孔雀のいる庭≫にこの記事を転載しました。まったく同じ内容ですが、少し大きな画像でご覧になれます。よかったらそちらをご覧ください。

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August 17, 2009

地震雲422 【8月9日東海道南方沖M6.9→11日駿河湾M6.6→13日八丈島東方沖M6.6】への空3 ≪七月後半≫

7月16日
07161916 7月17日
07171020 7月19日
07191021 07191530 07191839 07191839_2 07191839_3 07191855 07191857 07191904

7月22日
07222009 7月25日
07251831 7月27日
07271118 07271837 07271842 07271855 画像をご覧になっておわかりいただけますように、東海道南方沖地震M6.9発震に至るまでの最大前兆だった日は、やはり巨大なアーチ虹の出現した7月19日でした。

 下に、【地震雲420】で六月分を、【地震雲421】で七月分をご紹介させていただいていますが、それらはふつうのM4とか、大きくてもM5止まりの前兆現象です。違うのは連日続いたこと・・・。それが不審でした。が、それだけでは大きな発震につながる危機感には結び付きませんでした。

 後半のこれらの画像をチェックしていて思い出したのですが、17日に特に顕著だった雲の中でピチャピチャと水がはねているような模様の広域雲。よく雨の前に現れる乳房雲に似ていて、この日も近いうちに発震があるのかなあと思ったまま結果がなく、そして忘れていました。8月に入ったころ、そういえば、あれらの雲の結果はあったかしら・・・と時々ふっと胸をかすめてはいましたが、これがM7規模に近い前兆だったなんて、夢にも思いませんでした。

 が、こうして振り返ったとき、やはりあの巨大な広域雲は、まさしく南西発生の巨大な前兆。スマトラ時に見慣れた大き目前兆の空とあまりに違っていました。日付順に画像の説明をさせていただきます。

●7月16日19:16
南西(震源地方向)に何かが爆発して噴き出したような丸い形状の雲(或いは雲の撹乱)が出現。これは福岡県西方沖地震で被害地震につながる前兆ということを経験しています。? まさか・・・という思いで撮った一枚です。前半の一連のM4乃至5規模の雲から変化して危険な前兆に変わった日と思います。

●7月17日10:20
この空は怖いです。こういう雲は時々見ますが、こんなに全域に広がったのは見たことがありません。呆気にとられて、「何て空・・・」と唸ってしまいました。画面左下が南西です。そこから電磁波か何かの放射が直線状に立ち上っています。何が起こるんだろう・・・と思いつつ、でも、この雲は雨予兆の直前雲だから地震があっても中規模、と安心していました。が、結果がないのを忘れるほど半月以上の月日が経って、そして8月9日の発震となりました。

●7月19日
午前中は10:21画像のように、この日は17日と似たような空でした。そして雨になり、午後までずっと続き、今日は一日暗いんだ・・・と思っていました。15:30画像は雨があがったときに何となくただの雨雲と思えなくて撮りに出たものです。やはり震源地方向の南西から広がる雲でした。そして、西から西北西にかけて巨大なレンズ雲の列がありました。画像では小さくてわからないかもしれませんが、画像右側半分の灰色雲の下にぶらさがるようにドーナツを重ねたような雲が写っているのがそれです。
そして18:30、巨大な虹の出現。雨の後の西陽直撃の、それは見事なアーチの虹でした。南側では副虹にもなっていました。そしてその後の強烈な夕焼け。それは凄いとしかいいようがない空でした。

●7月22日20:09
南西方向低空の空が白いのに気がついて撮ったものです。震源地で発光しているので一帯が明るんでいるのです。中央のこんもりした山の左側が相模湾、右側が駿河湾の方向です。このときはまだ駿河湾とは絞りきれない状態ですが、湯気のような感じの雲が湧いていて、何かが起きつつある状況です。

●7月25日18:31
特にどうという空ではないように見えると思いますが、広域の前兆の空です。どこかに大きな震源が迫っている前にこういう空になります。

●7月27
11:18画像は、南西から火山が爆発したときのようなむくむくとした黒い雲が頻繁に発生しているようすです。22日に発光し、それが具体的に見える雲となって出現・・・といった経緯に思います。灰色雲は発震が近くなってきた証拠です。M4規模ですと、その日のうちの発震になります。
18:37、やはり南西発生の広域不審雲の空になりました。この日も虹が出そうと頑張って見渡したのですが、北東側の株虹しか見られませんでした(18:42)。都心や神奈川の方では見事なアーチになったそうです。18:55画像は、雲の南西発生の状況がよくわかる空です。
ただこの日は【地震雲419】にまとめたように、北海道の地震前兆が凄く、虹はその影響だったと思っています。目視では北からと南西と、両方から雲が噴き出していて衝突しているような感じでした。

 結果論ですが、7月前半の中規模前兆的雲に比して、広域の前兆空となったのが後半です。中規模前兆の雲はたとえ巨大なレンズ雲でも白くて綺麗です。後半の広域前兆空は黒ずんできていて不気味です。経緯が切迫してきているのと空の不気味さへの移行とが正比例しているんですね。

 こうしてみて唖然とするのは、スマトラ時の空を経験していて、大きな発震の前の空には自信があったみたいな経験則がまったく役立たなかったこと。まったく空が、流れが、ちがうんです。だから、大きな発震への注意はまったく喚起しませんでした。ただ、なんとなくどこかひっかかる、どこか釈然としない・・・。で、考えても、スマトラ時の空ほどではないし・・・と、危機感にはまるで結びつかない・・・、でも空は不審、いったい何だろう・・・といった感じで撮らされていた感じです。

■もう一つのブログ≪孔雀のいる庭≫にこの記事を転載しました。まったく同じ内容ですが、少し大きな画像でご覧になれます。よかったらそちらをご覧ください。
http://ginrei.air-nifty.com/kujaku/

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August 15, 2009

地震雲421 【8月9日東海道南方沖M6.9→11日駿河湾M6.6→13日八丈島東方沖M6.6】への空2 ≪七月前半≫

07071638 07071645 07091809 07100848 07121651 07121757 07130852 07130842 07130932 07130959 07131732 07131731 07131834 07131925 07140911 07140910 【8月9日東海道南方沖M6.9→11日駿河湾M6.6→13日八丈島東方沖M6.6】に至るまでの当地での雲観測による前兆を載せさせていただきます。とりあえず六月に撮った分からチェックしていて、六月のは【地震雲420】に載せました。今日は七月前半になります。このあと、19日の巨大な虹の出現となるのですが、前半にすでにこれだけの現象が起きていました。

ここで顕著なのは、南西から西にかけての低空に連日出現したレンズ雲です。

 当地でのレンズ雲の出現は滅多に見られません。たまにあっても一日だけで終わり、中規模発震となります。なので、最初はまた中規模前兆と呑気に思って見ていました。が、連日となるとさすがに不審で、???と首をかしげて見ていました。

 レンズ雲と同時に気になったのは朝から、日中でも、雲底が白い輪郭で描かれたようにレリーフ状になっていること。これは相当磁気性の強い雲です。朝焼け・夕焼けのレリーフ状は何回か遭遇していますし、M5規模の発震をみています。でも、日中の明るい空、青空に浮かぶ雲の白いレリーフ状・・・何だろうと不審でした。4枚目(7月10日8:48)の画像に顕著です。

 最初にレンズ雲を撮ったのは7月7日。七夕様の日ですが、そういう優雅な気分を満喫するどころか、雲撮影に追われたのを覚えています。いつも撮る南西低空に見慣れないレンズ雲の列。?と目を疑いつつ撮ったのが一枚目です。南西から流れてきて西に一番溜まっていたので、西発生で広がっているのか、南西から流れてきている列なのか、しばらく判断つきませんでした。12日17:57画像のころになってやっと「南西から」を確認できた次第です。

 最も前兆として顕著だったのが13日。この日は朝から南西に巨大なレンズ雲が浮かび、終日カメラを手に空から目が離せませんでした。8:52画像が高台から見た駿河湾方向の全貌ですが、伊豆半島沖方向と経験則で思っている方向です。この画像の左側奥が東海道南方沖M6.9の震源地ですが、中央のこんもりした山のような茂みの左側の窪みに巨大なレンズ雲が写っています。それを自宅付近で撮ったのがその下の画像(8:42)の雲です。そしてそういう巨大なレンズ雲が頻繁に出続けたと思ったら、夕刻にはシャープなエッジの長い帯状雲の発生(17:32・17:31)になりました。そして、その後物凄い見事な金色の夕焼け(18:34・19:25)になりました。残念なことに黄金色の最盛期は撮っていません。(18:34画像のあと注意していたのですが、仕事していて、ふっと気がついたらもう黒ずんだ夕焼けになってしまっていました。)

 最後の二枚、14日でも13日夕刻と同じようなシャープな帯雲が南西から発生。これは・・・と思ったのでした。

 小さなレンズ雲の列の頻出→巨大なレンズ雲の多発→シャープな帯雲・・・の推移が7月前半に見られました。

 私は雲を撮りはじめてちょうど一年たったころに、新潟県中越地震とスマトラ地震に遭遇しています。なので、大地震の前の空には経験があるつもりでいました。が、レンズ雲の多発からはじまるこの一連の現象には馴染みがなく、スマトラ時とも違うこの空は何だろう・・・と、まったく見当がつきませんでした。こうして画像を並べて語れるのも、結果となる地震が発生して振り返っての検証だからです。なので、「今にして思えば・・・」という状況。巨大地震の前兆空はいつも同じではないようです。ただ、「何か変・・・」「何? この一連の現象は・・・」といういつもと違う感覚だけは湧きます。だから撮っている訳です。そして、この「いつもと違う感覚」がやはり大地震の前兆なのですね。自然現象に耳を澄ませていることが大切ですし、それを忘れないで判断する余裕があればもっといいのですが・・・

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August 13, 2009

地震雲420 【8月9日東海道南方沖M6.9→11日駿河湾M6.6→13日八丈島東方沖M6.6】へのこれまでの空 1(六月分)

06121509 06281859 8月9日早朝、東海道南方沖を震源とするM6.9の地震が起きました。その後、11日には駿河湾M6.6からはじまる群発。そして、今朝八丈島東方沖M6.6。とても不穏な状況が続いています。

 9日の【東海道南方沖M6.9】は東海地震の予測震源地にかかわる位置だったことから非常に心配されていますが、各掲示板で解説されてる方々のご意見を拝見すると、今まで「関東・東海の震源、南海トラフの巨大地震」を抑えていた「銭州海嶺固着域が崩壊した可能性」ということ。これにより各震源が自由に動きだす恐れ・・・という状況だそうです。(恐縮ですが、私は理系でないので専門的には全くの無知。受け売りで申し訳ありません。なので専門用語などは間違っている恐れもありますので、概念としてだけ受けとめてください。)

 大きな地震が起きたあと、撮った雲の検証をしていつも思うのですが、「今にして思えばあのとき・・・」。今回の東海道南方沖M6.9発震のあとすぐに6月からの過去画像をチェックして、改めてまたそう思いました。つまり、警鐘はすでにそのときに鳴らされていた。なのに、そのときには「おかしい」「不審」で済ませていて、その後一カ月とか二カ月何もないから日常の平和さに浸されて安穏としている・・・。地震が起きてはじめて、「あれが前兆だったんだ・・・」と認識する。…大きな地震前兆認識のパターンです。

 画像チェックすると、撮ったときの畏怖・警戒心が甦ります。こんな現象のあったことをよく忘れていられたなあと、愕然とします。せめてこのブログに記録として残しておきます。

 画像が膨大にありますので、何回かに分けました。7月分が膨大でなかなか時間がとれなくて進みません。とりあえず6月分だけアップします。一枚目は12日15:09撮影。南西の空のようすです。経験で駿河湾方向に発震があるときに見られる前兆方向です。海域を示す肉厚の雲が異様な強さ噴き出していました。

 二枚目は28日夕刻。空が異様な感じの色に染まり、撮りに出たら南西におかしな感じで丸く赤い発光の部分が浮かんでいました。日没方向の西は沈んだふつうの色です。「いやだなあ」と思ったことを覚えています。これは反対の北側にまで延びていました。この空はほんとうに「異常の発生」を予感させました。

【気象庁より】
8月13日07時49分頃 八丈島東方沖 M6.5 震度5弱
8月12日12日12時43分頃 駿河湾 M3.7
8月12日12日02時50分頃 伊豆大島近海 M2.4
8月11日11日20時02分頃 駿河湾 M2.7
8月11日11日19時46分頃 駿河湾 M3.3
8月11日11日18時09分頃 駿河湾 M4.3
8月11日11日08時07分頃 駿河湾 M2.9
8月11日11日07時32分頃 駿河湾 M3.4
8月11日11日07時21分頃 駿河湾 M3.0
8月11日11日06時51分頃 駿河湾 M2.7
8月11日11日06時27分頃 駿河湾 M4.1
8月11日11日06時13分頃 駿河湾 M3.7
8月11日11日06時07分頃 駿河湾 M3.9
8月11日11日06時04分頃 駿河湾 M3.0
8月11日11日05時28分頃 駿河湾 M2.9
8月11日11日05時07分頃 駿河湾 M6.6 震度6弱
8月10日10日01時02分頃 東海道南方沖 M4.9
8月09日9日19時56分頃 東海道南方沖 M6.9 震度4

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August 02, 2009

地震雲419 7月28日から31日にかけてのM4.7を3件も含む北海道の多発

90727103_2 90727115_2 90727125_2 90727122_2 7月27日の夕方、北から発生して延びた西側の雲が強烈な灼熱色のレリーフ状夕焼けを起こしました。中心が3枚目の写真です。上二枚はそこから延びた西側の部分。最後は反対側の北東部分です。

 最後の写真をご覧になるとわかるように、ピンクと水色の斑になっています。こういう空って、一瞬にして「おかしい」とわかります。明確な直前前兆です。

 この日は雲の発生があちこちであって入り乱れて、震源を一つには特定できませんでした。北東でも、西でも、大きめの多発状況。その分、空はダイナミックで見事でしたが・・・

 翌日から、各地で地震が多発しました。北海道は特に顕著でした。この写真が前兆だったと思います。この日は昼に群馬県館林市で竜巻がありました。そのラインなので館林市関連?と危ぶみましたが、やはり、いつものこの位置で前兆を見ると、結果が北海道なように、この日も北海道の前兆だったようです。

 この日は東京都心や横浜で見事なアーチの虹が観られました。当地では左側の株虹だけでしたが、太くて色が強烈に濃い虹でした。

【気象庁より 北海道の地震】
7月31日11時30分頃 胆振支庁中東部 M3.9
7月29日21時23分頃 北海道東方沖 M4.7
7月29日20時03分頃 北海道東方沖 M4.7
7月28日21時20分頃 北海道南西沖 M2.1
7月28日20時52分頃 北海道南西沖 M3.9 震度4
7月28日04時16分頃 国後島付近 M4.7

【気象庁より 西の地震】
7月28日05時31分頃 日向灘 M4.3
7月27日21時41分頃 滋賀県北部 M2.1
7月27日19時14分頃 京都府南部 M2.4
7月27日09時44分頃 愛知県西部 M4.0 震度3

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