地震雲425 【2010年1月9日東京湾M3.7と8日大分県西部M2.4】の前兆空
2010年最初の宏観です。昨年から更新をほとんど怠っていますが、それはスマトラ地震の年の前兆空に比べて、圧倒的に空が穏やかだからです。M5~M6が頻発するようになったり、M8が年に1~2回は必ずどこかで起きていますが、それでもM9規模の前兆に比べたら平和なのだと解釈しています。
今日の更新も大きな発震ではありませんが、2010年の最初の宏観として揚げておきます。
上二枚…1月6日15:42、南東発生の雲。東京湾から房総半島南東沖のライン注意でしょうか。低空左のエッジに太めの畝状(丸太を並べたような角状?)が見られ、いやな感じの雲でした。近場の感じでしたのでおそらく東京湾と思っていました。【10日2:01 東京湾M3.7】が発生しました。
三枚目…1月6日16:32、西発生の雲がずっと出ていて、それが夕刻、画像のような夕焼けになりました。福岡、または大分へのラインと思いました。長時間出ていたことと、能登半島沖地震のときに似た形状とで、今後頻繁にならないといいなあと思いつつ見守りました。【1月8日00時34分頃 大分県西部 M2.4 】が発生しました。
いつも書きますが、該当地震を記しても科学的に実証できるものではありません。ただ、経験則で「この方向に、この程度の規模で、これくらいの間の日に」地震があると予測した、その通りの地震があったときに「該当」と思ってアップしています。三拍子揃って該当する地震がそんなに偶然に毎回起きるわけではありませんから、たぶんそれでいいのだろうと思っています。漁師さんが天気予報を的確にされるのと同じようなことなのでしょう。