2008.7.31 写真展【写真でたどる源氏物語の歴史―鎌倉で『河内本源氏物語』ができるまで―】を開くことにしました! 18
今日で七月が終わり。明日からはもう八月です・・・、当たり前の話だけど、わたしにとっては緊急事態です。
七月までは呑気に準備していて間に合うと思ってやっていたのですが、今朝カレンダーを見ると、28日の写真展初日まで、もう三週間とちょっと。まだパネルも注文してないし・・・と、焦ってしまいました。八月に入ったら注文して・・・と決めていても、実際に日数を数える段階に入るとこうなんですね。
ご案内の葉書も届いたままに放置してあって、ふっと、大判だから80円切手と心積もりしていたけど、本当にそれでいいのかしらと心配になりました。それで、出先でみつけた駅前郵便局に飛び込んで、持っていた一枚をだして、「これの送料は幾らですか?」と訊ねました。若い職員さんは最大サイズのメジャーをだして測定し、「80円です」と。ほっとしましたが、ほんとうに大丈夫かまだ心配で、一枚だけ友人に80円切手を貼って送ってみました。そして、電話で説明して、「送料が不足だと不足料金を請求されるか、戻るかするから、何かあったら教えてね」とお願いしました。友人は、「まあ、楽しみ・・・」と言って笑ってました。明日、結果がわかると思いますが、いざとなってくると不安が募るから余分な心配までしてしまうようです。
写真は小野の随身院です。襖絵って、豪華でいいですね。割りと撮らせていただける寺院の襖絵が多くて、楽しみです。もちろん、国宝級で撮影不可というのは多いですけど・・・。昔の人は素敵な光景を「絵のよう」と表現しました。今の人は、「絵のよう」「絵葉書みたい」を「リアルでない」というふうにとって蔑視しますが、私は昔の人の感覚と同じで、「絵のよう」は最大の褒め言葉に思います。昔の人にとっては、「絵」も素晴らしいことだったわけで、それはこうした襖絵を見るとわかります。どうも、現代人の感覚は小さいですね。絵を過少評価して。「絵」であってどこが悪いの?って思います。
今夜、徹夜してでもキャプションを終わらせたい・・・とは思っているのですが。
織田百合子Official Website http://www.odayuriko.com/