2008.7.8 写真展【写真でたどる源氏物語の歴史―鎌倉で『河内本源氏物語』ができるまで―】を開くことにしました! 5
写真展に展示する写真を選んでいます。前にも書きましたが、歴史を意識して撮りはじめた頃はフィルムカメラ、それからデジカメになって、保存がMO→CD―ROM→外付けHDと複雑。外付けのHDはPC毎につけてあるので三台あります。三台目が最新で、これに写真展関係をまとめていきます。機械の変遷とともに撮った写真の歴史があります。散在していた写真を整理するのにいい機会ですね。
まず最初にCD-ROMに収めたのからピックアップをはじめました。なぜなら、少量だから。これはすぐに終わって、次にこれも少量の最近まで使っていたHDから。そして、いよいよMO分を。これはMOの機械自体をしまい込んでしまっていたので、撮りだして、埃をぬぐってはじめました。2003年分が入っていました。というのも、デジカメの使いはじめが2003年だったのです。懐かしい写真ばかりでした。
最後に、残りのHDをしました。ここに去年の厳島神社が入っているはずなのに、分類を間違えていて、「photo」のファイルにないので焦りました。だって、厳島神社はカラフルですから、結構、写真展ではポイントなんです。これは「picture」のファイルに入っていてほっとしました。これでデジカメ分はすべて三台目のHDにまとまりました。一応、これだけでも写真展はできそうと、安心できました。残っているのはフィルムカメラ時代の分。スキャナー撮り込みをしなければならない分です。ここに称名寺の冬景色が入っているので、やはりこれは無視できません。これから頑張ります。
でも、三台目にまとめてからは簡単。写真を選ぶのが大変でしょうといわれますが、以前だったら焼き付けた写真かマウントしたポジフィルムを前に大騒動、というところですが、デスクトップの画面でスイスイ移動したり削除したり増やしたり・・・ができるんです。まだスキャナーしなければならないことも忘れて楽しんでやってしまいました。
冒頭の写真は石清水八幡宮です。2003年11月8日撮影。石清水八幡宮を会場に「風土と文化」学会の例会が行われて行ったときのものです。特別展示の絵巻などを見せていただけて、有意義な一日でした。石清水八幡宮は日本の歴史だけでなく、世界の歴史としてエジソンが電気を発明したときに使った竹が石清水八幡宮のだったり、谷崎潤一郎の『芦刈』がこのあたりが舞台だったりと、いろいろ由緒があるのですね。驚きました。
織田百合子Official Website http://www.odayuriko.com/(「中世の遺跡と史跡」に石清水八幡宮の項があります。)