2008.8.8 写真展【写真でたどる源氏物語の歴史―鎌倉で『河内本源氏物語』ができるまで―】を開くことにしました! 22
北京オリンピック開会式をテレビで観ながら打っています。今、日本選手団の入場が終わったところです。旗手の福原愛ちゃんが可愛くて、あまり映らなかったのでもっと見たかったなあ・・・、というか、旗で顔が隠れてました。もったいない・・・
カウントダウンから観ていました。さすが歴史の重さ。文化の深さ。感嘆するばかりでした。日本が誘致していますが、決まったら開会式をするんですよね。そうしたら、どんな趣向で何を売りにするのでしょう。日本の文化といったら、私には源氏物語ですが、それをメインに押し出して、北京のあの凄い壮大さはでないでしょう。演じられている中国の俳優さん方を見ながら、あれが道長で、あの女性は紫式部・・・?と想像しながら、どうしても雄大さには行きつきませんでした。
で、写真展準備の経過報告を書かなくてはと、今PCに向かったのですが、あの迫力に負けない画像なんてないなあ・・・と。探して、いっそのことサプライズで三内丸山遺跡のにしようか・・・などと思ったのですが、これにしました。日吉大社社殿の「きざはし」です。綺麗でした。
日吉大社は比叡山の麓、坂本の中心にあります。『明月記』にも定家が参拝に訪れているのが書かれていますし、気になっている神社でした。それで、比叡山に行くなら是非と参拝させていただきました。歴史上、日吉社というと「神輿」にかかわる話がよくありますが、その神輿もあり圧巻でした。
定家が訪れているのだから、是非展示の一枚にと選んだのですが、キャプションが上手くつきません。悩んでいたら、光行が16歳のころ、『日吉社五首歌合 』に詠進しているのに気がつきました。それで、日吉大社のキャプションは光行のそれです。
というように、目下、キャプションの内容を詰めています。ほぼできあがっているので校正の段階です。昨日、これを会場で配布させていただく資料に刷りこもうと思いつきました。となると、資料のサイズはA4というわけにいかず、A3・・・。しかも両面印刷・・・。これは印刷を依頼するしかないと決めました。何枚刷ればいいのでしょう。単位は100枚からで、200枚、250枚、そして500枚。100枚で足りるのか全然足りないか。200枚では? 500枚だったら余り過ぎ?・・・と、いろいろ思案しなければならないことだらけです。
そろそろ写真の焼き付けも出さなくてはならないですね。ちょっぴり焦ってきています。DMの葉書も、まだお出ししていません。ほんとうのところ夏バテでしょうか、うだつのあがらない状態から抜け出せなくて活動まで行けないんです。それで、籠ってできるキャプションを仕上げることにして集中・・・ということ。でも、北京五輪もはじまったことだし、活力を貰えるかな?
織田百合子Official Website http://www.odayuriko.com/