2008.8.26 写真展【写真でたどる源氏物語の歴史―鎌倉で『河内本源氏物語』ができるまで―】を開くことにしました! 33
先日、国立新美術館へ新発見の「飯島本源氏物語」を観に行ったときに会場で購入してきた料紙です。写真展の芳名録として使いたいと思って、気に入った料紙を探していたときだったので、これぞとばかりに奮発して買ってきました。
ビニールに入って封がされていたので、その日のうちに好きな香りの匂い袋を入れておきました。記名されるときにほのかに薫ったら素敵です。
ただ、こういうご記帳のされ方ってないでしょうから、罫線とか、どうしようと、まだ考えていません。昨日、文具店の芳名録の売り場でA4サイズの「これなら・・・」と思うのをみつけて、それにすればくよくよ悩まなくて済む、なんて考えはじめています。
さっき、とりあえずどういう感じになるか、ビニールの封を切って出してみました。銀座の鳩居堂へ行くといつも買ってくる白い錦織の匂い袋は、ちゃんと薫っていてくれます。でも、一枚ずつ出したときに効果あるかな?
サイズは「35×136センチ」とちゃんと表示されていますが、数字に弱い私は出してみるまでピンときてなくて、出してから、「こんなに長いんだ・・・」と内心びっくり。長方形を想像していて、それなら二つ折にして連歌懐紙風に使えばいいとばかりに心づもりしていましたので、どうしよう・・・と。
でも、これならこれで、蛇腹のように折りたためば芳名録風の長方形で仕えるわけだし、これで行こうかな?と考えました。そうでなかったら、昨日みつけたA4サイズのを買ってきて、料紙は会場のあちらこちらに配置して、雰囲気を盛り上げてもらうよすがに・・・
と、まだパネルに写真を貼り終わってもいないのに、こんな呑気なことを考えていていいのでしょうか。でも、明後日になると、ほんとうに写真展がはじまるんです。それを考えると、夢のよう。個人でこんなことができるなんて・・・と不思議な気持ちです。
織田百合子Official Website http://www.odayuriko.com/