2008.8.18 写真展【写真でたどる源氏物語の歴史―鎌倉で『河内本源氏物語』ができるまで―】を開くことにしました! 28
写真を貼って展示するパネルを注文しました。これは、ビッグサイトで行われた文具展に行って探し、気に入ったのをみつけてカタログをいただいてきていたもの。スチレンボードの黒いもので、コアカラーボードといいます。ふつうのスチレンボードは白ですが、これは黒いもので、それも白いボードに黒い表面加工したのではなく、均一に黒い材質になっているものです。「切ってもヘリの部分まで同じ色」というセールスポイントです。
一人でする写真展ですから、一枚一枚をパネル処理して吊るすなんていう膨大な作業をするつもりは最初からありませんでした。どうしたらそれを簡略化できるか考えて、そうだ、畳一枚の大きさのパネルに何枚か張り付ければ、搬入も楽だし、飾り付けも簡単、と思ったのです。
畳一枚の大きさのボードは3×6(さぶろく)というのだそうです。フィルムで4×5(しのご)は知っていましたが、フィルムより明らかに大きい畳サイズが数字が小さいなんて、何の単位だろうと聞いたら、主人が「尺だよ」と教えてくれたので笑ってしまいました。フィルムの4×5は「インチ」です。いまどき、尺の単位が生きてるんですね。
展示は3×6のボードにA4サイズの写真四枚と、B5サイズのキャプションをそれぞれに付けます。「第一章 源氏物語の世界」から「第九章 源氏物語のその後」まで、途中「第三章 平家文化の時代」が二枚なので、計10枚。それにタイトル・ご挨拶・光行年表・人脈図・プロフィールなどを貼ったパネルが二枚。全部で12枚と思っています。ネット注文したところでは5枚単位で購入すると半額になるので、12枚とか13枚とかちょうどよく買うより、5枚セットを3箱購入した方が安価でした。注文してすぐ振り込んだので明日届きます。
私の家は、いわゆる住宅街のふつうの家屋。画家さんのようにアトリエがあるわけではありません。そこに畳大のパネルが15枚届くんです。どうなってしまうんでしょうね。予測つきませんが、明日からボードに囲まれて暮らします!!
写真は宇佐八幡宮の蓮池です。
織田百合子Official Website http://www.odayuriko.com/