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2008.10.19 源氏物語千年紀情報・・・聖徳大学の特別展「源氏物語千年紀 王朝文化の世界」

●聖徳学園創立75周年記念 特別展覧会「源氏物語千年紀 王朝文化の世界」展
   開催期間 2008/10/20~12/20
   場所 聖徳大学8号館ギャラリー(千葉県松戸市)
   概要 聖徳大学所蔵の「源氏物語」に関する資料の展示
   定員・事前申込 ―
   料金 無料
   主催者 学校法人東京聖徳学園
   問い合わせ 聖徳大学総務課 047-365-1111

 以下、朝日ニュースからの引用です。
  「源氏物語の写本 聖徳大 2008年03月07日
   ちょうど1000年前の平安時代にできたとされる源氏物語。紫式部が書いたオリジナル本は現存せず、後の人たちが筆で書き写した「写本」が100本ほどある。このうち「桐壺(きりつぼ)」から「夢浮橋(ゆめのうきはし)」まで、54帖(じょう)がほぼそろっているのが7本とされ、その中の1本を聖徳大(千葉県松戸市)が所蔵する=写真。59年、重要文化財に指定されたものだ。
 漆塗りのキリ箱に入った計32冊は、縦と横が約17センチ。表紙の一部に金銀箔(きんぎんぱく)の模様がわずかに残り、鎌倉時代の歌人、藤原定家の写本を受け継ぐ「青表紙本」と、河内守(かわちのかみ)だった源親行(みなもとのちかゆき)の写本を受け継ぐ「河内本」が混在する。
 「焼けこげた跡、水をかぶった跡が目立つ本もあり、応仁の乱(1467年)の火災を免れた本とも考えられる」。古典文学を50年近く研究している山口博・聖徳大教授は言う。焼失した青表紙本を、後に河内本で補ったため、混在した可能性がある。
 筆者は不明。だが、鎌倉中期の写本と推定される。近代に入って由緒ある古書店が引き継ぎ、吉田幸一氏(故人)が91年、シリーズ「古典文庫」の1作品として写し取り刊行した後、聖徳大の所蔵となった。

 おそらく、上記の写本が展示されるのでは・・・と思っています。但し、聖徳大へ行かれる方は松戸駅から降りたら行き方にご注意ください。以前行ったとき、ネットで検索した地図をもって行ったにもかかわらず、行けども行けども正門へたどりつけなくて四苦八苦しました。私の感が悪いにしても、もうお一方、おそらく同じ学会へいらっしゃる教授の方と思われる男性も同じように迷ってらして冷や汗・・・。私が先にあきらめて、駅へ戻って、近くの方に伺うと、「イトーヨーカ堂の中に入ってエレベーターで上へ昇ってから外へ出るんですよ」とのこと。あの教授の方はどうされたかしらと心配になって探しに行くと、その方も戻ってらしたのとお会いしました。それで、聞いたばかりの情報をお伝えしたら、「そうでしたか。行きつけないかと思った・・・」って、本当に汗を拭いてらっしゃいました(笑)。高低差のある場所に建っているんです。校舎が。エレベーターを出たら目の前に正門があってほっとしました。

 聖徳大学の写本はわかりませんが、『青表紙本源氏物語』と『河内本源氏物語』の混在については私見があり、興味をもっています。

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