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2009.3.19 今夜は、「源氏物語千年紀 Genji」の第十話があります!

Ran0286 楽しみに見ていた深夜のアニメ源氏、今日を含めてもう残すところ二話です。つまらなくなるなあ・・・って思います。

 ココログニュースの記事での引用を拝見したら、出崎監督は「今まで見たことのない世界を」見せてくださるとの意向ではじめられたとのこと。まったくその通りで、美しいですね。時々、時代がくだって江戸っぽい文化が混じるのには違和感ありますが・・・

 日本の文化って、どの国の文化も施政者によって変わるのでしょうけれど、日本文化は一律ではありません。平安時代と、安土桃山などの中世と、江戸時代とでは、文化が決定的に違います。それを時代劇で江戸に慣れているからか、平安文化をたどりながら、ともすると「江戸」が顔を出してしまう・・・。平安王朝に堪能したい私としては、そこでふっと、夢から覚めてしまいます。

 今まではそんなことよりドラマの進行に引き込まれていましたから、違和感があっても気にしないことにしてあえて書かないできました。が、先週の「叢雲」は、ひたすら光のように輝いていた人生の光源氏が、父帝の死によって右大臣方が勢力を伸ばし、須磨へ左遷されるという暗雲に向かうための序章。いわば明から暗へのつなぎの週。ドラマ的には迫真に迫るというより説明の部分なので、ちょっと集中力に欠けてしまいました。

 先週は主として藤壺の描写でした。光源氏との不義密通の罪を背負ってしまった女性の罪の意識と、その贖罪のための桐壷帝への献身です。ここでも出崎監督に感心したのは、こういう「つなぎ」の章を省略せずに、綿密に描いていること。「空蝉」は省略したのに・・・です。だからこそ出崎監督に敬服するのですが、人間心理への深い洞察を大切にされればこそ、省略していいものといけないものとがはっきり分かれるのですね。紫式部の原文では、桐壷帝はあんなに具体的に描かれてはいません。

 いずれにしてももうほんとうに残り二話。今夜は波乱なのでしょう。大変・・・です!!

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