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2009.3.9 源氏物語千年紀情報・・・横浜そごう美術館【源氏物語千年紀 石山寺の美―観音・紫式部・源氏物語】展がすでにはじまっています!

398  横浜そごう美術館の【源氏物語千年紀 石山寺の美―観音・紫式部・源氏物語】展は、3月7日からすでにはじまっています。3月29日までです。

 7日の初日、午後に横浜市歴史博物館に用があったので、先にこの展示を見てからまわろうと、午前のうちに家を出たのですが、横浜についたら何だか無理な気がして、そのまま市営地下鉄に乗って博物館にまわりました。「石山寺の美」展はゆっくり観たかったので・・・

 でも、あきらめて正解でした。同じ横浜でも、横浜駅からセンター北駅までの区間て、かなりあるんですね。観てからにしていたら間に合わないところでした。「石山寺の美」展を楽しみにしていたのでちょっとがっかりしています。近々、ゆっくり行くことにします。

 石山寺へは一度しか行っていませんが、紫式部が執筆した部屋というのがあって、十二単衣姿の紫式部のお人形が飾ってありますよね。でも、本殿は鬱蒼とした樹木に取り囲まれていて、そこから琵琶湖はたしか見えない・・・

 絵巻などで紫式部が「須磨」巻を思い立ったという石山寺での場面が描かれているのを見ると、すぐ間近に琵琶湖の湖面が迫っています。本殿内部を参観して如意輪観音様に対面するために、とにかく奥に奥に、暗いところへ暗いところへ入って行った感覚と、絵巻の眼前に広々と湖面の広がる空間の明るさとが、わたしのなかではまだ折り合いがついていません。

 石山寺について書かれた本では、思文閣出版の鷲尾遍隆監修・綾村宏編集『石山寺の信仰と歴史』がとてもわかりやすく詳細です。2008年(去年)3月の刊行で、昨年開いた写真展の「石山寺」につけるキャプションのために本を探していたとき、たまたま夏のブックフェアで思文閣出版のブースの前を通ったらこの本が目に入って、狂喜して買い求めてしまいました。鷲尾遍隆様は石山寺第五十二世座主でいられます。由緒正しい石山寺の本・・・ということになりますね。執筆者には観音信仰については頼富本宏氏、伽藍建築を山岸常人氏・・・といった方々がいられます。

横浜そごう美術館のサイトです。
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/09/0307_genji/index.html

写真は世界のラン展にて。

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