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2010.3.13 おかしなことをいうようですが、地震の前に感じる体感について・・・

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三枚の写真は2月19日の空です。上二枚は16:40頃。三枚目は16:10頃の撮影です。まるで火山の火口からあがる噴煙を観るような感じで南からむくむくと雲が噴出してきました。一枚目が南東で、東へ雲が流れていくようす。二枚目が南でまさに噴出している方向です。地震前兆の雲としては形態が整っていませんが、噴出し方の異様さで要注意と思って撮っていました。三枚目は雲が収まってきたころのもので、雲のある部分以外はご覧のように真っ青でした。雲のなかはまるで黄砂の空のようでした。この日の雲の結果として八丈島沖にM4.6の地震が発生しています。当地で南発生の雲は伊豆諸島域での前兆です。

 地震予知のために雲の写真を撮っていたら自然に対して感覚が繊細になりました。例えば雲も要注意な雲が出そうな日はなんとなくわかりますし、(撮りにでかけなければならなくなりそう・・・、って)、どこにいても太陽の位置から方位を的確に判断するのが自然にできています。そしてその方位の向こうに続く各都道府県も・・・。あれは島根の発生かな・・・、とか、あれは大分県だ・・・、なんて。もちろん経験則のない地域はわからずに???となりますが。

 地震前兆のなかに体感というのがあります。これは地震予知の掲示板では信じない方が多くて、そんなことを書こうものなら掲示板が荒れてしまいます。体感予知に優れた方は感じる体の部位で地震の規模や発生地域を予知されたりしますが、私はまだそこまでいっていないので体感に関しては報告しません。

 でも、今回異常な経験をしましたので、ちょっと書いておきたくなりました。信じる信じないは皆様の自由です。でも、何かの折に感じることがあって、それがとてつもなく大きなものだったら、それはもう被害級の地震前兆ですから、覚えておいていただいて地震予知として、身の回りの整備とか、周囲の方々への勧告とか、避難用品の準備とかに役立てていただきたいと思って記します。

 地震前兆の体感は本当に知られていませんが、ほんとうにあるんです。私が信じるようになった一つのきっかけは、阪神淡路大震災を経験された方からメールをいただいて、地震前の一週間は体調が悪くてほとんど這って暮らした、と教えていただいたことです。それから自分の体の調子に耳を澄ますと、地震前の体の不調ということが同調していることがわかってきたのです。

 千島列島の方でM8があったときとか、大きな地震がある前は必ず絶不調です。近隣の県でM3~4規模のときの体感は「急激な疲労感」とか「猛烈な睡魔」。何もしらないときは日中寝込むなんて、と自分の怠惰を責めていましたが、今は、あ、また地震だ・・・、と呑気にしていると翌日やはり揺れます。結構、今までも不調のときは体が悪かったわけでなく、地震の前触れで不調になっていただけ・・・があったと思います。

 今回の体感は深刻でした。二週間ほど前、朝起きたときに突然左の親指に激痛が走り、悪化する一方。途中では指の動きが固まって関節を曲げるのさえ不自由に。もちろん痛みは続いていますからタオルを絞るのもできない状態。どうなることかしらと思いつつお医者様に行かなかったのはなんとなく体感かな・・・っていう気があったからでした。

 昨日、また朝起きたときに、ふっと親指の痛みが「抜けた」気がしたんです。痛みが実際に指サックをはずしたみたいに指先から外へ出ていったんです。それで触ってみると、さわるだけでも痛かったのが和らいでいる・・・。余韻の痛み程度なんです。それからみるみる楽になって、固まっていた動きも自然に自由に折ったり曲げたりできるようになり・・・。やはり体感だったんだ、だとすると地震があるぞ・・・って思っていたら、夕刻、茨城県南部でM4.2がありました。

 M4.2は普通ではこんなにひどい体感をもたらす規模ではありませんが、内陸の地震は海域のものより前兆が大きいんです。特に茨城県南部の前兆は我が家には悪い影響をもたらす傾向です。内陸のM4.2は大きいですよね。指の痛みはもうほんとうに余韻が残っている程度です。骨にひびが入っていたり何かの悪い病気だったら、こんなふうに突然ある朝「痛みが抜ける」なんてことはありませんよね。

 おかしな話と思われる方に説明させていただきますと、地震の発生には岩盤が壊れる=岩石の摩擦が起きることから、電磁波が発生します。電磁波が空に昇って雲になります。電磁波は地球を駆け巡りますから、人間の体内をも通過します。それが体調に影響を及ぼすという仕組みです。

■追記(13日22:21):
【3月13日21時46分頃 福島県沖 M5.7 震度4 】の地震が発生しました。親指の激痛は朝の書き込み後も余韻として継続していて、おかしいなあ、もっとすっきりしていいはずなのに、と思っていました。福島県沖のM5.7にも反応していたようです。いつも該当地震を探るとき、最初に「これだ!」と思うのがあったあと、「あれ? こっちかなあ・・・」というのが発震します。きっと地中深くで連動していて、例えば今回でいうと、茨城県南部だけでなく、福島県沖だけでもなく、二つが重なったからこそのいつもより激しい「激痛」という前兆になったのでしょう。茨城県南部地震も、福島県沖地震も、久しぶりに当地でも揺れを観測しました。

■追記 2(14日18:45):
異常ですね。また【3月14日17時08分頃 福島県沖 M6.6 震度5弱 】が発生しました。親指の激痛はその後もまだ残っていて、おかしいなあ、痛みをひきずっているあいだに本当に痛めてしまったのかなあと思っていましたが、まだ地震が続いていたのですね。これだけ異常な連続発震の体感だったのですから痛みがあれほどひどかったのでした。どこかの掲示板でこれで福島県沖のひずみも開放されただろうとあるのを読みました。ほんとうにそうあって欲しいです。指の痛みはまだ関節がギコギコしていますが・・・

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