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2010.5.29 足利氏の菩提所である【樺崎寺】は薊に包まれていました・・・

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日野市の「真慈悲寺ボランティアグループ」の方々の足利市を訪ねるバスツアーに便乗して参加させていただいて行ってきました。足利氏の氏寺鑁阿寺と菩提所樺崎寺と、高氏の菩提所清源寺、です。

樺崎寺は桜の季節に撮りにいき、このブログでもご紹介させていただきました。今日はもうその桜は散って、山は青々とした緑一色。夏が近いこんもりさでした。そこに、薊の花が一面・・・。こんなにたくさんの薊の群生ははじめて見ました。素敵でした。

ボランティアグループのなかのお一人がこのブログをご覧になってくださっていて、「もしかして、雲を載せているあのブログの方ですか・・・」って声をかけてくださいました。私はボランティアの一期生で、しかも体力不足で脱落していますので、二期生のその方を存じ上げてなかったのです。「はい」ってお答えしたら、「どこで撮ってられるんですか」って。

よくその質問をされるのですが、雲は家から数分で駆けつけられる範囲で撮っています。というのも、窓から見て「おかしい」と思うと撮りに出るわけですから。

でも、だいたいに、ふつうに暮らしていていつもご紹介させていただいているような「異常な」というか、カレンダーにでもしたいような激しい雲が、そんなに撮れるものかしらと思われて不思議はないですよね。でも、雲は、雲自体が雄大で、壮大で、荘厳なんです。誰でも、空を見ていれば、同じ雲を見れるわけです。

ただ、恵まれていると思うのは、家の近辺に畑があって、そこだとかなり遠方まで、発生の「根っこ」の部分まで見通せること。これが都心だと、ビルや民家の屋根に遮られる狭い空間でしか見られません。すると、その雲の全容なんてつかめないですよね。私も一応23区で育ったのでよくわかります。その頃は、雲は上空を流れるものという認識でした。

私はもう一つ別に【地震雲】専用のブログをもっているのですが、最近は雲もこちらのブログに意識的に載せています。それには訳があって、専用のブログにはほぼ「地震雲」専門の方が訪れられます。私は「地震雲」の認知のために検証と一緒に載せているのですが、ほぼ専門の方にしか見ていただけないのなら、もうそのブログの役目は果たしたと思っています。

代わりに、最近、「文学や歴史」専門と思ってもう一つ作ったこちらのブログに載せるようにしたら、「文学や歴史」専門の方が雲の記事をご覧になって、「空を見るようになった・・・」とおっしゃっていただくことが増えたんです。そうっか、知らない方の多い方に載せた方が意味がある、って気づいたという事情です。

空も、雲も、ひとしなみにすべての人の上に広がっています。そして、その空や雲に意味があるなら、とにかく多くの方がその意味に気づかれることを願います。見ていれば、自然と、いろいろわかってきますし、ただ、空を見るだけでも心洗われますものね。

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