2010.6.14 【6月13日12時33分頃 福島県沖 M6.2 震度5 】の前兆の雲?
【6月13日12時33分頃 福島県沖 M6.2 震度5 】の地震があり、当地三鷹でも一瞬緊張したほどの揺れを感じました。この前兆の雲と思われる写真を撮っていますので、アップさせていただきます。
写真は11日朝、9:45頃。ぎらついた感じの真っ白い雲がなんだかおかしな形状でちぎれながら、北から東を回って南一帯に広がっていました。窓から見るだけではどうにも収集のつかない雲の広がり。で、撮りにでると、福島県沖から宮城県沖の中間方位あたりをV字型の中心とするようなシャープな斜めのエッジが伺えました(一枚目 北~北東一帯)。
通常なら一瞬で「福島県沖」と震源地を断定するところですが、何しろこの雲、こんなの観たことない! といいたいくらいに形容し難い雲でした。ボキャブラリーの不足をもどかしいくらいに感じて、どう表現していいかわからない・・・、でも、それだけにこの雲、絶対に妖しい・・・、そんな空でした。それまでに観ていた福島県沖震源の雲とはあまりに異質でした。それまでの規模がM5以下だったからなのでしょうか・・・
こんな異常な雲が福島県沖震源であるはずがない・・・、だとしたらその延長上で千島列島の震源?・・・とずっと迷っていました。【6月13日12時33分頃 福島県沖 M6.2 震度5】が発生してすぐこの雲を思い出し、やはりあの異常さは尋常でなかったのだと思った次第です。二枚目は北。三枚目は北東。四枚目は東、です。パノラマ風に続けた状態に想像して観てください。
最後の一枚は早朝、4時53分の撮影。じつはこの日、徹夜をしていて、深夜、あまりに黒々と夜空が澄んでいるのに気が付き、危うさを感じてしょっちゅう空を見ていました。大きな地震がある前夜は空が澄むのです。果たして、4:27にインドネシアでM7.6があり、それで終わったと思っていたら、昼ごろになって福島県沖M6.2・・・。「澄んだ夜空」は要注意です。それまで毎晩のように雲が流れていたのに、ピタッと雲がなくなる・・・、それは地下からの電磁波が出尽くして発震態勢が整ったこと? みたいな感じで私は捉えています。
最後の一枚に話を戻しますが、この時間、東の空が異様でした。北からか、北東からか、ぎらぎらした感じの雲が横縞になって流れてきていました。危ない雲だなあ・・・、と思って隣家の屋根越しにズームで撮ったものです。上の四枚の雲はおそらくこの横縞雲が広がったものと思います。真っ白で、ぎらぎらするような感じの雲は磁気性が強く、地震前兆の雲です。