2010.6.25 再び、6月23日の強烈な夕焼け!
21日に引き続き、23日もまたご覧のような強烈な夕焼けが観られました。こういう焼け方をする日は、最初は上二枚のような黄金色の非常に華麗な空になります。それからだんだん赤みを増して灼熱にたぎる坩堝のような状態に。そして黒ずんでくると紫がかったどす黒い赤。地元に居ながらにして壮大な映画のスペクタクルシーンを観ているような感じで圧倒されます。もう、惚れ惚れ・・・、といったら変ですが、身も心も洗われて自然への畏怖に全身満たされます。たぶん、空を観ている人は、心がゆたかです。人間よりも自然のほうが偉大だってことを日々思い知らされるわけですから。
夕焼けになる雲というのがあります。今それを言葉にしようとしても無理なので、この日の焼ける前の空の状態をご覧ください。夕焼けが19:00頃の撮影。下の写真三枚はその15分前くらいの空です。これは焼けるなあと思って待っていると、果たして北の空からピンクに染まりはじめ、日没太陽のある西北西では上二枚のような金剛色に雲が輝きました。
上から、西→西北西→北東、です。西南西(画面左端)発生の雲が噴出するような勢いで北東へ延びていました。三枚を並べたパノラマのように想像してご覧ください。三枚目が雲の先端で、北東へ届こうとしています。
最初の投稿の夕焼けと比べてたった15分の違いとは思えない空でしょ! 白い色が透明で噴霧のような雲は磁気性が強いので焼けるんです。 一枚目と二枚目に写っている雲の下の部分の龍の鱗のような文様は、地震雲の範疇では危険性の強いものです。北東へ延びていく先端への動きともども観ていると、古代の人はこういうのを観て天駆ける龍を創造したんだなあと思います。強い放射で延びていく雲はほとんど生きた龍のようです。