2010.7.24 夜、群馬・埼玉一帯での異常な雷の発生・・・このカナトコ雲が雷雲に?
ここのところ頻繁にカナトコ雲を観ます。それも決まって同じ方角・・・
一枚目と二枚目は同じ雲ですが、当地より西北西に発生していました。じつは昨日も同じ方向に出ていました。しかし、今日のが違うのは、左端の夕陽に染まった部分がレリーフ状の焼け方を呈していること。「レリーフ状焼け」は割と強い地震の前兆です。あれは嫌だなあと思いつつ撮りました。
その後、夜になって、落雷情報をみると、群馬県のほとんど全域が真っ赤。群馬県一帯で強烈な雷・落雷状態でした。しばらくして雷雲は南下して埼玉県に移動していました。たぶん、この雲がその雷雲だったと思いますが、雷・竜巻の発生した地域にはその後地震が起きることがよくあります。竜巻は埼玉に警報が出ていましたし・・・
三枚目は夕陽にかがやく綺麗な雲です。これは静岡の方ではカナトコ雲になっていたようです。当地では流れてきてこういう状況に見えました。夏の雲は入道雲のようにむくむくと分厚い巨大な単体雲が多いのですが(カナトコ雲もその一種です)、今年は何故か三枚目のような、薄いベールが開いたような、繊細な感じのする雲が頻繁で、これには何か意味があるのかしらと不思議に思って見ています。
追記:【7月25日22時44分頃 群馬県南部 M3.0】が発生しました。でも、あの落雷情報の広域の真っ赤さに比べてまだ規模が小さい気がします。