2010.8.28 こういうのがあるんですね! 驚きのパワーポイント攻略本『超解 パワポたん』・・・副題「社会人までに身につけたいプレゼン力を磨け!」
パワーポイントはプレゼンテーション用の企画書やスライド編集をするソフトです。鎌倉での『源氏物語』の講演用に使っています。2008年に購入したとき、解説書も一緒に二冊買って、目下のところそれをみながらスライドの編集をはじめていました。当時のそれはまだパワーポイントは企業戦士のためのもの・・・みたいな、一種別格のような扱いがあったような感じです。
先日、たまたま書店に寄ったので何気なく新しい解説書でもみつかるかなあと、コンピューター関係の棚へ行ったら・・・、ん?、まさか・・・と、この本に目が釘付け。「パワポ」とあるからにはパワーポイントの本・・・・
手にとって中をみて、もう、楽しくなりました。表紙の絵をご覧になっておわかりのとおりの中身です。下の写真はStage3の扉。オレンジの「キミの心をわしづかみ」とある横長の紙は帯です。
内容は「社会人までに身につけたい」とあるように、大学生向け。理学部の男子学生向きです。今どきの大学生は、ゼミの発表にパワーポイントを使うんですね・・・、驚き!!です。しかも、大学で実際に講師もされている著者のコメントでも、「よく頑張っているなあといつも感心している」ほどの腕前。
対象が理大生というだけあって、中は企業戦士向けのと変わりありません。そこへ心理学者のアドバイスが入っているから、若者的にかなり感覚的・・・、それがいいんです。すっかり気に入って購入し、持って歩いてパラパラと読むでもなく、何かヒントを頂けるかなあ・・・とのんびり眺めているのですが・・・
写真の扉の絵はまあ可愛いし、無難だから撮ったのですが、中には電車のなかで隣の人に「この人、何読んでるの?」と勘繰られかねないような絵も・・・(そんなにきわどいというわけではないのですが、やはり人前では躊躇するような・・・)
家では仙覚の原稿の校正にかかっていて厳粛に過ごしていますから(笑)、この本、理大生と幼馴染の女の子と、理大生の妹が登場するストーリー仕立てで楽しいのですが、外でページをめくるときにうっかり油断できない・・・。イラストの方のコメントに、「後半のめくるめくBL攻勢に最も苦労」とあって、意味不明でしたので娘に聴いたら、「ボーイズラブのことよ」ですって。 こういうのが教則本なら、男子学生も腕があがるでしょうね!! と、感嘆しきり。何より、プレゼンは感覚的に人の心をつかめるかが勝負ですから・・・
正確にこの本をご紹介させていただきます。≪電撃PCシリーズ 魅惑の心理テクでキミの心をわしづかみ≫『超解 パワポたん ―社会人までに身につけたいプレゼン力を磨け!―』。枚田香・著、ひづき夜宵・画、アスキー・メディアワークス発行。他に、Windows7たん、Excelたん、ITパスポートたん、ググるたん、があるようです。