孔雀の羽根って、どうしてこんなに美しいのでしょう・・・
これは一昨年の冬にみつけた孔雀の羽根のクリスマスリース。ちょっとお値段が張りましたが迷わず買ってしまいました! で、“孔雀のいる庭”の家として、象徴的に、玄関に飾っています。一年中・・・(*^-^)
ツイッターってふしぎです。鈴木知子さんというフォトグラファーの方のブログを時々拝見していたのですが、その鈴木さんがツイッターにRTで登場されて、すぐにフォローさせていただきました。
そのブログ【すずちゃんのカメラ!かめら!camera!】では、「1日1枚 365枚 のポストカードを贈ります」のコンセプトで、ほんとうに一日一枚、素敵な写真がアップされます。それが凄い! と、私などは固唾をのんで拝見させていただいています。
http://suzucamera.exblog.jp/14828878/
というのも、私は父がカメラマンだったから、生まれたときから写真やカメラに浸って育っています。写大に行っても、「さあ、これから写真をやるんだ!!」と希望に燃えて入学した同級生に混じって、私にはなんの特別な気持ちはありませんでした。
そして、就いた職業が羽田空港のなかのカメラマン。新聞や空港の機関紙に載せる目的の、「あれを撮って来て!」の上司の指令通りのピンポイントの写真をこなせば評価された仕事・・・。VIPの誰々、芸能人の方、飛行機、空港施設の何々、オペレーションセンターの中の・・・
私にとって写真は、生来あまりにふつうに身にしみているので、何のために、何を撮るのか、今もってさっぱりわからない・・・
そんなコンプレックスを超えて、【すずちゃんのカメラ!かめら!camera!】には見入ってしまうんです。ここには素直に写真の原点があるなあ・・・って。ブレッソンの決定的瞬間のような郷愁があるなあ・・・、って。
時々、何回か、ほんとうに真似して、「365枚」の何気ないショットを撮ってみようって思ったことあるんですよ! でも、ダメでした。私には、「何々に載せるための」「何々の記録のための」という目的がないと撮れない習性が染みついていて、素直な何気ないショットが撮れない・・・。【すずちゃんのカメラ!かめら!camera!】の一枚に感動しながら、同じ構図、同じ写真を例え撮れたとしても、自分のには不満足なんです。
この苦しみ・・・コンプレックスというのかな? ずっと引きずってきました。最近、やっと、『源氏物語』の歴史のために写真を操作していて、これのためなら「目的」があってもコンプレックスにはならない安心感が萌しています。というか、救われはじめているのかな?
クリスマスリースから変な方向に話がいってしまいましたが、目下、私はこの写真をツイッターのアイコンに使っているんです。そうしたら、鈴木知子さんがメッセージを寄せてくださって、「アイコン、素敵ですね。リースですか?」って。
メッセージでお答えするより写真を載せた方が、と思って記事に書きました。嬉しかったですね。コンプレックスと対称の位置にいるフォトグラファーさんからのその評価・・・。ちょっと曙光が見えたような・・・
でも、もう少し、私の苦しい写真行脚は続きます・・・
鎌倉の「写真でたどる『源氏物語』の歴史」の講演、お申込は現在30名ほどだそうです・・・。定員は40名。埋まらない心配は脱出でしょうか・・・