2010.10.15 お月さまがこんなに簡単に撮れて・・・モウ、嫌ッ!と思わず呟いてしまいました(笑)
雲撮影専用みたいになっていたデジカメが壊れたので新しいのを購入しました。今度はズームを優先にして選んだのがニコンP100という機種。
先程外で、月に虹色の綺麗な光環がかかっていたのを見て、家に戻って撮ろうとしたら、雲が晴れて月だけになってしまい、光環がなくなっていました。あ~あ、撮り損ねた・・・とがっかりしたのですが、ふっと思いついて、そうだ、このカメラ、ズームが効くんだったと。
どれくらい月を撮れるか確かめがてら最大限までズームを効かせたら、なんと! 画面一杯に鮮明なこの月・・・
私は一眼レフも持っていて、大切な撮影にはそちらを使いますが、その一眼レフでもこんな月は撮れません。撮るには、しっかりした三脚をたてて、使っているよりはるかに巨大な望遠レンズを使用して、さらには月の明るさ軽減にフィルターも考えなければ・・・みたいに、ちょっと撮るなんてとてもできません。
が、この月の写真、ちょっとカメラを持ち出して、ブレを防ぐためにベランダの手すりに寄りかかって、そしてズームを効かせてシャッターを押しただけ。露出もピントもオートです。思わず、「何、コレ! もう、嫌!!」って心で叫んでしまいました。今まで撮れなくてあきらめていた月の写真を、いとも簡単にこんなに撮れるなんて・・・
これは望遠ですが、マクロ撮影でも同じことを感じています。一眼レフでは○十万もするようなマクロレンズを購入しなければ撮れないような花や水滴の超クローズアップ撮影。それが、写真の知識の何もない、可愛らしい「ふつうの」女の子が、2万か数万以内のカメラでいとも簡単に撮れてしまうんです。しかも、その子たち、はじめて持ったカメラでそういうのを撮っているものだから、それがどれくらい凄いことかなんか、わからない。撮れて当然・・・なんです。機械も技術も高度な大人にできないことが、安価で技術も何もない女の子たちがいとも簡単にやっている・・・
変な時代・・・といつも悔しく思いつつ、横目で眺めてあきらめていましたが、その女の子たちと同じ種類のカメラを手にしたら、ホント、私にも撮れました!!
ちなみに、今夜の月は【moonAge_bot 現在の月齢は【7.72】です (10/15 08:30)/上弦(じょうげん) 】(ツイッターより)だそうです。