2010.12.16 今朝、小笠原諸島方向発生の不審の雲が・・・
順を追って説明させていただきます。一枚目と二枚目は昨日15日、三・四枚目が今朝16日の空です。
昨日は空が吹き荒れ、スマトラ島沖大地震の前に頻繁に見た騒然とした空でした。夜になってまた南西発生の雲があったりして、地殻の活発な動きを感じました。
今朝はそれが顕著な形状になって現れました。それが三枚目の五線譜のように並んだ畝状帯雲の列。小笠原諸島方向発生の雲です。四枚目が発生方向の中心です。左に延びた雲の続きが三枚目の一番上の太い雲です。
12月7日の記事に、【11月30日小笠原諸島西方沖M7.1】の前兆現象をまとめました。そのときも24日に五線譜のように並んだ畝状帯雲を撮っています。こういう強い形状の雲はあまり見ません。強そうな規模・・・と思っていたら、6日後に今年最大級の地震発生となりました。今朝の雲も似ていますし、前日からの空の吹き荒れ方がそっくりですので注意と思います。ただ、30日の地震が遠い海域だったために震度や被害にひびかなくて幸いでした。同じ海域なら今度もそうあって欲しいですね。一週間前後、ようすを見たいと思います。
追記:未明、小笠原諸島に M7.4の大きな地震が発生しました。震度4でしたが被害にまで及ばなくてよかったです!
以下、気象庁の発表から・・・
12月22日02時20分頃 父島近海 M7.4 震度4
12月22日05時19分頃 父島近海 M5.7
12月22日07時08分頃 父島近海 M5.7
12月22日07時20分頃 父島近海 M5.9