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2011.6.23 石器の矢じりのように先端の尖った雲について・・・今朝の【岩手県沖 M6.7】の前兆の空だったかもしれない6月20日の写真をUP!!

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↑ 6月20日19時頃、南西に発生した雲の塊がありました(一枚目)。その雲の西の部分が北へ引っ張られて長く延び、先端が石器の矢じりの先のように尖っていました。一つの塊の雲なのに、西のその一本だけが長く延びて目を引きました。

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↑ その45分後の北の空です。おそらく一枚目の南西発生の塊雲が広がったのだと思うのですが、その東側の部分が北へ長く延びて、やはり石器の矢じりの先端のように尖っていました。「さっきの雲も先端が尖っていたなあ」と思ったのが、「矢じりのような先端」に気を留めたきっかけです。

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↑ 二枚目の写真の45分後のようすです。まだ長く一本が北へ引っ張られて延びています。「これはどういうことかしら」と思いつつ、「こういう珍しい空を撮ったあとはきっとそれなりの結果がでる」と思ったのでした。だいたいに解明は結果から解きほぐされます。

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↑ 下の記事にも載せましたが、北から北東(福島県方向)一帯低空に、ごつごつした感じの雲が壁のようになって立ちはだかっていました。これは北の部分のズーム。下の写真が岩手県沖あたりから福島県沖にわたる広大な壁状の雲(断層状雲)です。家並みで遮られて雲の上層部しか見えませんが、気づいたときはぎょっとしました。

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■下の記事に気象庁の発表を引用していますが、昨日から今日一日中にかけてのこの一帯で規模が大きめの地震が頻発しています。この前兆が20日夕刻の空だったとして考えると、「石器の矢じりの先のように先端が尖った雲」は、強い震源のある方向へ引っ張られていっている為に生じる現象と考えていいという気がしています。

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