2011.6.14 薔薇園でカメラと遊ぶ・・・一眼レフでは構えてしまう超望遠もコンデジだとこんなに簡単に
6月7日、神代植物園にある薔薇園に行きました。もう花も終わりとわかっていましたが、最盛期にどうにも行かれなくてこんな時期になってしまいました。で、やはり、咲いている花はまばら、咲いていても盛りの生気がない、散りかけていて花びらの縁が茶色・・・と。
でも、頑張って撮ってみました。コンデジを新しくしたので試し撮りの意味もあって・・・
私は報道写真を仕事にしていたせいか、一瞬を捉える! 何が何でも一瞬を捉えて逃がさない、の習慣が身について、仕事を離れた今でもじっくり構えて撮る、美しく狙って撮る、ことができません。
その結果、どうして私の写真は美しくないんだろう・・・と、しばらく悩みこんでいました(笑)
姿勢が違うのだと気づいて、それからはじっくり構えて「美しく撮る」を心がけているのですが、仕事で身に着いた習性というのはもう身体の一部になっているので、なかなか治りませんね。四苦八苦しています。まるで、写大の一年生に戻ったみたい・・・
で、冒頭の薔薇の写真ですが、実はこれ、花壇の奥の方に咲いている花を、ずっと離れた歩道に立って撮っているんです。超望遠ということ・・・
一眼レフだったらレンズ交換しなければならないところ、コンデジ(コンパクトデジカメの略です)だと、立ったその場でいくらでも広角から望遠まで自由自在。このカメラではデジタルズームをきかせると、月のクレーターまでばっちり写るすぐれものです。
画質の性能を考えたら一眼レフの気持ち良さから離れがたいのですが、外に出るにはもうこの手軽さは秀逸ですね。下の記事の鶴岡八幡宮での撮影もこのカメラで撮りました。夜なので露出もオートにしてカメラ任せ。それであれだけ撮れるんです。一眼レフにこだわりたい私としては「もう、イヤッ」という気持ちです。どちらのカメラでもきちんと撮れるよう、目下写大一年生以下のことをしています(泣)