2011.7.27 7月25日の環水平アーク(水平虹)・・・とても現実とは思えない不思議な光景!! 夜に千葉県東方沖で M5.7を含む3連発がありましたが、その前兆だったのでしょうか
7月25日11:30頃の南東の空に顕われた環水平アークです。最初は彩雲でした。それが雲の変化で形を変えて出たり消えたりしていたら、いつのまにか水平虹に。天女の羽衣が舞うってこうなんだろうなって感じの、とても現実とは思えない不思議な光景です。ずっと眺めてしまいました。
こんなに綺麗なのですが、実はこの虹、大きな地震の前兆です。海外の地震前兆といわれる方もいらっしゃいますが、私は国内のと思っています。
以前、東北で頻繁に観測されたとき、岩手県の内陸地震が起きました。その後、西の方で観測されたときには、やはり関西で大き目の地震がありました。私が最初に観たのは新潟県中越地震前。なので、本州中部という意味で、やはり該当すると思います。
25日のこの虹、どのように影響するのだろうと思っていましたが、夜になって千葉県東方沖で大き目の地震が3回、連続してありました。この前兆で該当として終わりであって欲しいです!
■気象庁発表より
7月25日21時04分頃 千葉県東方沖 M4.6
7月25日20時55分頃 千葉県東方沖 M5.7 震度3
7月25日20時03分頃 千葉県東方沖 M4.5
千葉県東方沖のこれらの地震前兆は、22日未明に顕われていました。以下、3:00から3:30頃までの震源地方向発生の雲の状況です。
■追記
彩雲は、低空の入道雲の奥に見えるベールのような薄い筋雲にできました。この構成で思い出したのですが、冬だったと思いますが、出先で似た経験をしました。
そのときも、前面に重たい雲があり、その奥に透明感ある綺麗な筋雲・・・、と、その筋雲に虹色が顕われているんです。物凄い強烈な緑色と赤の・・・。あまりに綺麗で目を瞠って立ち尽くしたのですが、あいにく携帯しか持ってなくて、一応撮ったものの望遠はピントが甘いし、色の再現はほぼ不完全。
あんな光景、2003年から空を撮ってきてはじめてなのに、それを撮れなかったなんて悔しく思っていました。たぶん、東北大震災の予兆だったのだと思います。出先で方向感覚がなく、まったくどの地方の前兆か判断つかずにいたのですが、昨日、偶然同じ場所を通って、「ああ、あの空に」と思ったら、それが「北東からの雲」だったことがわかりました。撮れていたらと思うと、空の奇瑞として残しておきたかったのにと、改めて惜しく思っています。
カメラはいつも携行しておくべきですね・・・。私のはコンデジでも前にレンズが出るタイプ。かさばるから携帯で撮れるよう、一応携帯はカメラ機能のいいのを持っているつもり・・・。でも、空の微妙な表情はやはり一眼レフですね。コンデジも太陽に向いて撮ると、もう、無理! となります。