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2011.11.29 ツイッターの呟きを転載・・・11月28日・29日/「鎌倉には『源氏物語』と『万葉集』という二大古典の貴重な知的遺産が制作される土壌がありました」と編集者様からメールで→知的遺産について考える

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11月28日

odayuriko
「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」、再校を終えて宅急便の中継所まで持ち込んで、ついに私の手を離れました。気づいたら昨日27日は昨年の鎌倉投信邸での講演から丸一年。震災も含めて一生忘れられない年になりました。でも、私の挑戦はまだこれから…。あとひと勝負!

gerrry8
廬山寺の庭。源氏物語が執筆された場所なのだそう。 http://pic.twitter.com/jlcCAh6z

odayuriko
「鎌倉には『源氏物語』と『万葉集』という二大古典の貴重な知的遺産が制作される土壌がありました」…編集者様からのメールで、この文章が表紙カバーの袖に印刷されると。今まで「河内本源氏物語」とか「鎌倉の源氏物語」とかいってきましたが、これぞ私が伝えたかったこと。知的遺産!なんです。

odayuriko
『尾州家河内本源氏物語』は源氏物語二大写本の一方の雄。『西本願寺本万葉集』は現在活字化されている『万葉集』すべての底本。そんな貴重な二大古典の写本が鎌倉で作られていたことを、鎌倉はもっと自覚して誇るべきと、そこを私は訴えてきました。はじめてポイントをついて理解して頂いた感です。

odayuriko
源氏物語をやっているつもりだったがいつのまにか万葉集に(笑)。仙覚は比企氏ゆかりの人で、妙本寺境内の一番高いところにかつてあった新釈迦堂で仙覚は万葉集に励みました。妙本寺と万葉集の繋がりは深いです!@Hirosh_athene 源氏も万葉もじつは鎌倉に根ざしていた。うれしいです

odayuriko 織田百合子
万葉仮名で書かれた万葉集はそのままでは読めないから訓点をつけます。(と、教師でもないのに…)。村上天皇の命で源順らが付けたのを古点、次に道長らが付けたのを次点、そして残っていた最後の152首に仙覚が付けたのを新点、といい、仙覚になってはじめて万葉集は全部読めるようになりました。

odayuriko
『西本願寺本万葉集』はその仙覚の校訂本をもとに書写しているので、だから貴重なんです。とにかく、仙覚以前は全部を読めなかったのですから。そういう仙覚を輩出したのが鎌倉という地でした。

11月29日

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」は私の手を離れました。昨夜知的遺産の言葉から突然思考が新しい段階に。結局私は目に見えないものと戦っていたんですね。目に見える文化は理解しやすいから受容が簡単。でも知的遺産はなくても日常がまわっていますものね。

odayuriko
(続)でも、知的遺産こそその国のその土地の文化のレベルを象徴します。深いところでそこに生きる人達の精神の規範になっていると思います。『源氏物語』があることでどれほど日本が誇り高くいられるか。震災で打ちひしがれても、『源氏物語』の存在でどれほど絶望に陥らずに済んでいるか…

odayuriko
秋色の玉川上水 http://yfrog.com/klk8qcpj

odayuriko
秋色の玉川上水 2 …紅葉してました。吉祥寺に出掛けようとして紅葉に惹かれ、回り道です http://yfrog.com/obo6kxbj

odayuriko
秋色の玉川上水 3 …私の好きな小道です。今日はまた日射しが格別 http://yfrog.com/h21pxjmj

odayuriko
そのあいだにも草木は芽吹き、小鳥はさえずり、若い男女は駆動車に牽引された遊覧車で歓声をあげ…平岡篤頼先生訳クロード・シモン『路面電車』帯より。くつろぐ為にもってでました。シモンは心のふるさと。怒涛のような1ヶ月でした。本当に、そのあいだにも、の感深しです。

odayuriko
何だろうこの郷愁感、と思います。シモンの文学は内容ではないんですね。言葉と言葉を繋ぐ合間に見え隠れするシモンの思念。それが深くて遠くを見据えていて読む者にはるかなる拡がりとなって迫ってくる。それはもう言葉ではなく文章でもなく映像とかのイメージでもなく、ただひたすら凄い実体ある何か

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2011.11.28 ツイッターの呟きを転載・・・11月24日~28日朝まで/「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」が今日完全に私の手を離れます。

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11月24日

odayuriko
@kasamashoin リポート笠間を有難うございました。早々に頂戴していて読みたくてたまらなかったのですが昨日ようやく拝読することができました。いつもながらに巻頭対談は凄いと思いました。今まで塚本邦雄氏から啓蒙して頂いていたのに、今度は氏が逆に研究される人になられた感です。

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」が一段落して気持ちにゆとりができました。明日は新月。これを教えて下さった自然音楽家のジョー奥田様が「自然のサイクルに嵌った仕事は上手くいく」と。カレンダーに書きこんだ新月の文字をみてそれを思い出しました。

odayuriko
「源氏物語と鎌倉」を編集して下さっている編集者さんからメール。刊行案内の文章を書いたからチェックをと。「考古学を学んだ著者の新たな切り口」とあり、思い出す。以前、定家も光行も宗尊親王も発掘された遺物の一つとして扱い、誰と誰が繋がるかで解明する。源氏物語考古学と自分で名付けた…

11月25日

odayuriko
ありがとうございます。12月初旬です。有り得ないスピードで進めていただいています。 RT @Hirosh_athene  いつ頃上梓されるのでしょうか。楽しみにしております。

odayuriko
昨日,大岡信氏『悲歌と祝祷』から俊成の「とこしえの秋」を拝読しました。しっとりした情緒のなかに深い思索と美しい言葉…、沁み入りました。久しぶりです、この感覚。俊成って凄いと堪能。なんか、変ですが、西脇順三郎が寄り添ってきてしまったのは和歌に詩が付されていたからでしょうか。

odayuriko
九陽文庫、源氏物語ー語り継がれる王朝絵巻ーを拝観してきました。早稲田大学図書館の展示室です。中野幸一先生の個人蔵だったのを寄贈されたものとか。享受と受容史がご専門の中野先生ならではの凄い展示。30日まで http://yfrog.com/j25a2mfj

@odayuriko がリツイートしました。 ≫ syuuigusou kfjt
11月25日という日付のある作品、三島由紀夫の『天人五衰』の終末は、いまもおそろしい。:「そのほかには何一つ音とてなく、寂寞を極めてゐる。この庭には何もない。記憶もなければ何もないところへ、自分は來てしまったと本多は思つた。/庭は夏の日ざかりの日を浴びてしんとしてゐる。……」

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8. 角田文衛先生の『紫式部伝―その生涯と「源氏物語」』のこと http://ginrei.air-nifty.com/kujaku/2007/07/post_2dcc.html

11月26日

odayuriko
12月9日に「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」の刊行がほぼ決まりました。出版の決まったのが11月2日。それからそれにかかりきってツイッターもTL上だけで精一杯でした。その間何か失礼をしていたこともあると今気づきました。そういう方に心からお詫び申し上げます。

odayuriko
@momoyogusa ありがとうございます。鎌倉時代、東国でも懸命に源氏物語に燃えていました(笑) 東国に活力を!の思いで書いているのですが、『源氏物語』はほんとうにふしぎな力をもっていて感嘆しています。

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[Niigata Nippo] ドナルド・キーン氏の記念館設立へ:  菓子製造のブルボン(柏崎市)は25日、海外における日本文学研究の第一人者、ドナルド・キーン米コロンビア大名誉教授(89)の記念館を同市に設立することを明ら... http://bit.ly/unB7ly

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」の再校が今日届きます。昨日は編集者さんが一日必死にかかって宅急便に乗せてくださいました。

odayuriko
今日は再校が届いてあれこれ確認作業に奔走しています。お電話をかけまくっているのですが、ほっとくつろぐ応対や、反対に気持ちが凍てつくようなことも。くつろぐ応対をいただいた部分で充分メインを占めるので、そんなところにも鎌倉の源氏物語の置かれた位置が見えるような…。

odayuriko
何気なくメールを打ったら、「今ドイツにいます」とのお返事。びっくりして、「遠いところをお返事ありがとうございました」と返信しようとして、気がついて、娘と大笑い。思考が中世で止まっているものですから…

11月27日

odayuriko
@gerrry8 いつもありがとうございます。私も古典に精通しているわけもありませんが、作者の吐息が伝わってくるような文学には反応してしまいます。「鎌倉の源氏物語」も研究という体裁になっていますが人生なんです。そこに生きて携わった方々の。どうぞよろしくお願いいたします。

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」、昨日編集者さんから取次に回す速報に「タイムトンネルをくぐりぬけて当時の人々を取材しているかのよう」と書いて下さったとメール頂いて嬉しかったです。今朝はあるお電話をして心地のいい応対に接し幸先いい出だしです。

odayuriko
ありがとうございます。編集者さんの目は私にとってはじめての外部からの視点で、そう見えているのかあと、楽しいというか勉強になっています。 RT@komimai 当時の人々を取材しているかのようなんて、素敵ですね。

11月28日朝

odayuriko 織田百合子
おはようございます。「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」が今日完全に私の手を離れます。ストイックにライフワークと思ってかかっていたテーマ。決着がついてあとは何をして過ごすのだろうと、ふと思ったり。でも詩的な言語に戻ればいいんですよね。ふくよかな豊饒の世界に…

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2011.11.23 【11月15時23分頃 東京湾 M4.0 震度2】の前兆雲?

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今日、東京湾でM4.0の地震があったそうですね。「東京湾でたぶん、地震が・・・」と思ったのがこの雲です。11月20日16:45頃の空です。

都心で、突然迫力ある雲が観測されて豪雨になった日の、当地での状況です。都心で観られた雲はこちらでは遠目に見る状況でしたが、それでもあまりのおかしな空に撮りに出ました。

そうしていたあと、東京湾方向に画像のような真っ白な山のような形の入道雲が出現。この雲が出たあとにM4規模が発生した経験をしていますので、おそらくまた…と思っていました。

上二枚がアップの写真。三枚目が東京湾方向から発生して北東へ流れていく雲のようすです。

前の記事にも書きましたが、最近は撮ってもPCに取り込む時間がなく、そうしていると撮ったことも忘れてしまいます。そして、地震発生のニュースを聞いて、そういえばたしか雲が…と思いだすのが最近のパターン。で、この雲も、地震があったと知って思いだしました。

最近は三月の震災以来、M4を小さく感じてしまいますが、東京湾のM4規模は怖いですね。忙しくても雲はきちんと撮っていきたく思っています。

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2011.11.23 ツイッターの呟きを転載・・・11月17日~23日まで/エキサイトブログを写真専用にはじめ、藤原俊成で盛り上がり、初校の校正終了など

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毎日追われるように作業を進めつつ、合間合間に日程をこなしていると現実感がなくて、自分が今何をしているのかわからないまま日々が過ぎています。でも、その間にも着々と事実だけは進行しているのです。だから、自覚もないのに、何となく成果ができていて、作業も終盤に近づき…と。せめて毎日の確認にとツイッターだけはメモ代わりに呟かせていただいているのですが、それも気がつくともう何日も溜まっていて…

と、そんな今日この頃。ツイッターの呟きを転載させていただきます。

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11月17日

odayuriko
「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」の件。昨日は口絵の写真を選んでキャプションを考えました。固い内容なのでせめて手にとったときにくつろげるようカラーで何枚か載せます。橋の塗り替えなどで今はもう撮れない称名寺の桜の季節の写真、これはなんとしても使いたい、とか…

odayuriko
さっき固い内容と書いて思い出した。先日、10月8日の講演を聴いて下さった方にお会いしたら、難しいことを語る人のように敬遠された感。それで、写本という国文学の話と思うと難しいけど、写本を作った人たちのドラマなんですと言ったら、ああ、そうだとハードルが低くなって私にもわかりますと…

odayuriko
(続)作家が時代小説を書く時資料に依る。そしてこなして小説にする。鎌倉の源氏物語に関する資料はないから、私が今それを書いて紹介している。だからまだ資料の段階で難しいのは当然。なのに作家が書いているから難しいとばかりに敬遠される。私の本から拡げて普遍的な小説をどなたか書いて下さい!

odayuriko
突然はじめてしまいました。新しいブログ…。10年前後、国文学の研究だけの世界にいて、外側から写真を眺めていたら、やっと小さいときから馴染みすぎてかえって自分の写真をみつけられないでいた苦しみから解放され、写真に還りたくなったかのよう…… http://akaruiheya.exblog.jp/

11月18日

odayuriko
ほんとうにそうですね。どうしてこんなことがとふしぎに思います。最初は訴えれば理解していただけると思っていましたが、既成の風穴をあけるのはやはり相当大変。それで本まで(笑) @Hirosh_athene 鎌倉における源氏物語の受容過程は、今まで誰も思いつかなかったのだと思います

odayuriko
photoblog、更新しました。シグマのマクロレンズ試し撮り・・・。写真のブログは校正しながらの文章と違ってさくさくできてしまいます。初校が届いているからそれにとりかかる前にちょっと気分のリフレッシュ http://akaruiheya.exblog.jp/

odayuriko
@mcshinok ブログが軽快すぎて怖いようです。どんなことも最初は四苦八苦でも重ねていけば何か掴むから、自分の写真という手ごたえを掴みたいと思ってはじめたのですが、こう軽快だと別の方向にいってしまいそう(笑)

11月19日

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語に生きた人々』―」、初校が揃いましたので詰めの作業に入っています。

odayuriko
@mcshinok 生まれた時から写真に馴染んで育ったので、撮る楽しみって私は感じた事ないんです。写大に入って同級生が皆希望に燃えてやる気満々なのに怖じ気づいて登校拒否になりました。ベクトルが真逆のこれを解決しないと人生でうまく生きていかれない位に思っています。

odayuriko
「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語に生きた人々』―」、校正にかかっているのだけれど、執筆と違って思考回路に余裕がある。今日溜まっていた身辺整理をしたら日録が半月分真っ白。それだけ没頭していたんだ…と今更に。ずっと先にいって振り返った時、おそらくあれが生涯のと言うだろう日々…

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神保町との往還の地下鉄車内では、持参していた岩波文庫の『千載和歌集』をぱらぱらと読んでいた。新古今和歌集より20年ほど前に藤原俊成が単独で、崇徳院鎮魂の願いもこめて編んだこの和歌集は、一貫した情調の流れる和歌集であることが、くっきり見える。それが、俊成の個性でもあるのだ。@odayuriko がリツイートしました

syuuigusou kfjt
『千載和歌集』冬歌に並んで配列されている藤原俊成と、天才貴公子、藤原良経の歌。俊成が、「月さゆるこほりのうへにあられ降り心くだくる玉川の里」。良経は「さゆる夜の真木の板屋のひとり寝に心くだけとあられ降るなり」。二十歳の良経の才能は明らかである。@odayuriko がリツイートしました

syuuigusou kfjt
不思議なことに、今回の笠間書院【コレクション日本歌人選】には、藤原俊成の巻がない。昔の筑摩書房【日本詩人選】でも、俊成は藤原良経と合わせて2人で1巻という扱いだった(塚本邦雄著)。俊成研究には、谷山茂、松野陽一などの学者が出たのに、若手はどうなのか? 俊成は化け物なんだがなあ。@odayuriko がリツイートしました

odayuriko
syuuigusou様の藤原俊成ツイートをRTさせて頂きましたが、谷山茂先生のご論で、俊成が若き頃参加した崇徳院歌壇にいたのが忠盛で、忠盛の歌はむしろのちの俊成の千載和歌集と同質と。俊成はもしかして忠盛の作風に学ぶところ大きかったのかしらと興味深く思いました。

odayuriko
まじめに千載和歌集を読みたくなってきました  RT @Thouartmore 「石を打つ光のうちによそふなるこの身のほどを何なげくらん」@syuuigusou 俊成は化け物なんだがなあ

odayuriko
続き…そして、「昔の筑摩書房【日本詩人選】でも、俊成は藤原良経と合わせて2人で1巻という扱いだった(塚本邦雄著)」は絶品です!! 懐かしく思い出させていただいて嬉しかったです。

11月20日

syuuigusou kfjt
大岡信氏が「とこしへの秋のうた」に引いた俊成の歌:「夏もなをあはれはふかしたちばなの花散る里に家居せしより」「風さやぐさ夜の寝覚めのさびしきははだれ霜ふり鶴さはに鳴く」「おく山の岩垣沼のうきぬなは深き恋路になにみだれけむ」「世中を思ひつらねてながむればむなしき空にきゆる白雲」@odayuriko がリツイートしました

odayuriko
教えていただきありがとうございます。探して拝読させていただきます。 RT@syuuigusou 今見ても、大岡信氏の俊成の歌の選び方は、俊成とその歌について、ひじょうに明確にその本質を把握されていたことを示している。傑作詩集『悲歌と祝祷』

11月22日

odayuriko
おはようございます。未明の三日月、綺麗でした! テレビでは地平線の茜色焼けが写ってそれも綺麗でした。昨日、「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」初校の校正を終わり、返却しました。190頁、学術書としては理想的な分量だそう。論文3本に書き下ろし90枚です。

odayuriko
最初、講演に使った写真でガイドブックをという話で進めていたのですが、やはり私は文章で勝負したいと思って論文を入れることにしたら、編集の方が学術書として扱って下さることに。それで私の憧れのA5版、薄くてちょっとつるつるした紙で、ちょっと文字がぎっしり。どうしても難しめが好き…(笑)

odayuriko
別の写真を探していたのですが、「新倉の逆断層」がありましたので…。山梨県早川町にあります。古い6千万年前の黒色千枚岩質粘板岩が、新しい2千500万年前の凝灰角れき岩の上にのしあがっています。地中の神秘が地上で観られる場所です。 http://twitter.com/odayuriko/status/138745434704318465/photo/1

odayuriko
もう、何年か前、フォッサマグナに興味をもち、糸魚川―静岡構造線をたどって撮って歩いたときの一枚です。まだフィルムカメラの時代…

odayuriko
カレンダーに早稲田とだけ書き込みがあって、早稲田に何の用があったか、誰と約束したのか、何も覚えてなくて、まったくのここのところの私ったら本当に日常を生きていなかったと改めて感慨。やっと思い出したのだけれど、九陽文庫の展示が今月末まで。行かなくては! 思い出してよかった…

11月23日

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語に生きた人々』―」は表紙のデザインに入りました。写仏を受講していたときに描いた蓮華の線描画を使うことに。まだ試案ですがPC画面にそれを見るとそれまで架空のできごとだったようなのが突然現実に。やはり百聞は一見に如かず、ですね。

odayuriko
また仏文出身…。何だろう、フランス文学には毒かある。革新とか、抵抗とか、革命? リポート笠間の巻頭対談に塚本邦雄が仏文出身と。道理でとすべてが瓦解。既成の概念でない閃きと挑戦は多分国内の文学を学んでいたら生まれなかった。でも何故仏文?英文でも独文でもなく、とひっかかっています。

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2011.11.22 この写真、凄い!! オーロラと天の川に飛び込んできた流星

http://www.dailymail.co.uk/news/article-2063886/Northern-Lights-Milky-Way-meteorite-captured-photographer-frame.html

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2011.11.19 宮内信江さんの生け花…

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10月17日、高島屋で開催されていた日本いけばな芸術協会展での宮内信江さんのお作品です。

新しくフォト専用のブログを作りました。そちらにコメントを書いていますので、よかったらご覧になってください。

http://akaruiheya.exblog.jp/

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2011.11.18 ツイッターの呟きから・・・11月9日から15日まで/「源氏物語と鎌倉―『河内本源氏物語』に生きた人々―」が完成して、日常が戻ってきました

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11月9日

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉」第二部「白蓮の章…鎌倉」の原稿を再開しました。昨夜必要があって宇都宮氏累代の墓を検索したら私のHPがトップに出て、我ながらよくまとまっていると自画自賛(笑)しつつ参照。ご紹介させていただきます。http://homepage3.nifty.com/shirabyoushinokaze/obadera.html

odayuriko
(続)鎌倉幕府の重要御家人の宇都宮氏ですが、波乱万丈。何かの嫌疑をかけられて出家したり隠棲。頼朝時代の当主朝綱が隠棲したのが益子町の尾羽寺で、そこに累代の墓所があります。浄土式庭園だったというので撮影に行きました。五代頼綱が小倉百人一首の蓮生。七代景綱が『沙弥蓮瑜集』の蓮瑜です。

odayuriko
(続)周知のことですが、出家して嵯峨に住んだ蓮生が、定家と交流して小倉百人一首のもととなる百枚の色紙を依頼とか。定家息の為家が蓮生の娘と結婚したために宇都宮氏は御子左家と縁戚になり、そこから宇都宮歌壇が生じます。蓮瑜は我が憧れの(笑)為兼とも縁戚だから親しく、宇都宮氏は魅力です…

11月10日

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉」第Ⅱ部「白蓮の章…鎌倉」、終わりました。最後は定家と光行の死。亨年は80歳と82歳。二人の死が象徴的な時代の切り変りに。これからいよいよ摂家将軍・宮将軍の時代。本格的に写本の成立について書きます。やはり写本は公家文化の思い強し…、です。

11月11日

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉」第三部「蓮華の章…『尾州家河内本源氏物語』の成立へ」を書き進めています。満月の完成に間に合わせようと奮闘しました。最終章…、2005年からこの原稿を初めて何度も挫折した章。やっと書けるようになったのは歴史上の新たな決着がついたから。今だから…

odayuriko
国難があった年の震災八ヶ月目の満月の日にこれを記すのも何かの思し召し…。十年前後取りかかっていた鎌倉の源氏物語のテーマが今夜完成する。長かった…。まだ宗尊親王の章に入ったばかりだけれど多分終わる。あとはこれを清書して世に出して社会の何かに役立てて頂くだけ。その為の奮起をあと少し…

odayuriko
@towarone リツイート、ありがとうございました。ストイックにとても長くかかり切っていたものですから心が固まってツイートも優しくなれず、TLに流れる詩的な言葉、綺麗な写真のご投稿が羨ましくてなりませんでした。せめて心をほぐしたくて皆様の美しいTLを読ませて頂いていました。

11月12日

odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉」完成しました!80枚を超えました。ざっと梗概的に書いてきましたが、何しろ定家・光行の誕生から宗尊親王の帰洛までと歴史が長いので。最後は気分が乗って実時と仙覚の会話のドラマ仕立てになってしまいました。外に出たら十六夜の月がまだ残っていました。

odayuriko
国難の更にTPP問題で後世に残る大変な年にこの原稿が完成したのも何か因縁と思います。三月の震災まで、定家・光行の平家一門の方々が滅ぶのを目の当たりにした慟哭を書いても、所詮それは私にとって遠い過去の他人事でした。震災ではじめてその慟哭を私も知り原稿に命を吹き込んでいただきました。

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初校がでました。訳あってウルトラスピードで進めていただいているので、出来上がっている原稿からどんどん送って…。これは「はじめに」の部分。もう五年も前から用意していたものです。

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11月13日

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今横浜。鎌倉に向かっています。晴れているけど雲に迫力ありません。八月に、車窓から見た雲にデルフトの眺望みたいと呟いた時プルーストが甦り、それから高遠先生の新訳に接しさせて頂いて、文学の豊かな土壌に還る事ができました。耕された土壌に慈雨のような雨。最近の展開にはそれを思います。

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@鎌倉 大江広元公御墓入口の標識 実はその上に源頼朝公の名も
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odayuriko
鎌倉の帰りの車内です。写真を連続ツイート…@鎌倉 大御堂橋の標識の信号。大御堂は頼朝が鎌倉に最初に建てた寺院。暗殺された実朝も最初はここに葬られました
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黄色いツワブキが風情を醸す民家の石垣
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鎌倉投信邸の庭のツワブキ。今日は湘南邸園文化祭のイベントで、花結びのワークショップを楽しみました。昨年講演させて頂いて一年が経つのですね。
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鎌倉投信邸は古民家を改造されて、天井裏や床下はハイテク、でも見かけは古民家のままで、その床の間に飾られていた花結び。倉田生子先生の作品です
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花結びをもう一枚。壁にこんなふうに飾ります
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先程写真を投稿した大御堂、正式名称は勝長寿院。大御堂谷にあったらしいのですが、谷が狭いから、伽藍は縦一列に配置されてあったそう。三重塔建立の儀式が行われていたりするから、今はその影もない鎌倉とは、当時の景観はまったく別物ですね。

11月14日

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昨日の鎌倉の写真、携帯の電池切れで送れなかった二枚を送らせていただきます。大御堂橋の傍にあった付近の地図。「字犬懸」の文字に思わず撮りました。たしか古今集だったと思いますが、鎌倉武士の古典籍書写の問題で出てくる地名です。寂恵関連…
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鶴岡八幡宮源平池の夕まぐれ。白旗が妙に心に迫って…
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11月15日

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こんなに早く文学の感性が戻ると思っていませんでした。ほんとうに『プルースト研究』のお蔭です。生涯の財産にさせていただきます。感性が潤うと事態も展開するのですね。スワンの恋、今からどきどきです。  RT @Thouartmore 来月、続きがでます。

odayuriko
素敵なコメントをありがとうございました。ほんとうにそう…。撮ったら源氏の霊が写る気がして一瞬シャッターを押すのを迷いました。RT @komimai @odayuriko 時が止まっているようですね…。

odayuriko
原稿を書きあげたら日常が戻ってきて、気がつくと忙しく動き回っている。これが「いつもの時間」というものなのだと。ストンと気が楽になっていて、昨日原稿を届けた先で「これからね」と言われて、「そうだった…」と気を入れ直したのだけれど。年末までにあと一つ人生の山場のような覚悟の挑戦です。

odayuriko
大輪の白薔薇がたくさん。日常感覚が戻ってくると「現実」が目に入る。薔薇がこんなに咲いていたなんて。今年は外に出られなかったから木工薔薇と混じってこんなに八重葎。薔薇をいじるのは「田園の憂欝」を思い出してちょっと楽しい。

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2011.11.18 「山の寺」科研 総括シンポジウム【中世「山の寺」研究の最前線】のお知らせ

仁木 宏様からのメールを転載させていただきます。

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 4年間進めてきました、「山の寺」科研の成果を一同にあつめたシンポジウムを開催します。日本各地の「山の寺」研究の最前線を一望できる催しにいたします。詳細なレジメ集も用意したいと考えております。 どちらか1日だけでもかまいませんので、御参加いただけますよう、謹んでお願い申し上げます。                   from  仁木 宏

 なお、懇親会も事前申込不要ですが、会場予約の必要もありますので、もし懇親会出席を考えておられる方は、仁木まで「ひとこと」、連絡いただけますと幸いです。

「山の寺」科研 総括シンポ           (2011.11.17発信)
  中世「山の寺」研究の最前線
                            共催:大阪歴史博物館

 日程  2011年12月17日(土)~18日(日)
 会場  大阪歴史博物館 4階講堂 地下鉄「谷町四丁目」駅より徒歩5分
      大阪市中央区大手前4-1-32  TEL:06-6946-5728 
      http://www.mus-his.city.osaka.jp/

 趣旨  日本中世において、全国に展開していた「山の寺」(山寺、山林寺院、一山
      寺院)を集成し、最新の研究方法を交流するとともに、今後の展開を見通す。
    ※日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究(B))研究「日本中世における
     「山の寺」(山岳宗教都市)の基礎的研究」
     (2008~2011年度、研究代表=仁木宏(大阪市立大学))の成果報告会

【17日】
(11:00~11:30 特集展示「摂河泉の古瓦」展示解説)
 12:30~12:40  あいさつ
  12:40~13:20  小野正敏氏(人間文化研究機構)「考古学からみた「山の寺」
 13:20~14:00  藤岡英礼氏((財)栗東市体育協会)「山寺の平面構造(縄張り)について」
 14:00~14:30  山口博之氏(山形県立博物館)「東北の山の寺」
(14:30~14:40  休憩)
 14:40~15:10  浅野晴樹氏(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
           「関東地方の「山の寺」について -主に武蔵の事例を中心に-」
 15:10~15:40  櫛原功一氏(帝京大学山梨文化財研究所)「甲信越の山の寺 -研究の現状と課題-」
  15:40~16:10  後藤建一氏(湖西市教育委員会)
           「三河・遠江境の山寺について -古代から中世山寺の展開-」
 16:10~16:40  中西裕樹氏(高槻市立しろあと歴史館)「「山の寺」と城郭」
 17:30~     懇親会  ※谷町4丁目付近

【18日】
   9:40~10:20  山岸常人氏(京都大学)「建築から見た山寺」
 10:20~11:00  上川通夫氏(愛知県立大学)「中世山林寺院の成立と展開」
 11:00~11:30  坂井秀弥氏(奈良大学)「山の寺と文化財の保存・活用」
 11:30~12:00  宝珍伸一郎氏(勝山市教育委員会)
           「北陸の山の寺 -白山信仰関連寺院を中心にして-」
(12:00~12:50  休憩)
(12:20~12:50 特集展示「摂河泉の古瓦」展示解説)
 12:50~13:20  大澤研一氏(大阪歴史博物館)「和泉地域の「山の寺」」
 13:20~13:50  高木徳郎氏(早稲田大学)「絵図からみる紀伊の山の寺」
 13:50~14:20  長谷川賢二氏(徳島県立博物館)「四国の山の寺 -阿波国高越寺を中心に-」
 14:20~14:50  桃崎祐輔氏(福岡大学)「博多の中国商人と北部九州の山岳寺院」
(14:50~15:00  休憩)
 15:00~15:40  下坂 守氏(奈良大学)「中世延暦寺末寺の「山の寺」
 15:40~16:20  仁木 宏(大阪市立大学)「新しい「山の寺」研究の方法と成果」
 16:20~16:40  コメント  山村亜希氏(愛知県立大学)

◆参加無料  事前申込不要  どなたも自由に参加できます。
  ★会場の講堂は、飲食不可です。
  ★上記の各タイトルは、当日変更される可能性があります。
  ★本シンポ参加者の皆さんを対象に、大阪歴史博物館で開催中の特集展示「摂河泉の古瓦」の展示解説を行います。
     日時  17日(土) 11時~11時30分
          18日(日) 12時20分~12時50分
     場所  大阪歴史博物館 常設展示室内 8階特集展示室
     参加方法 1階総合案内で、「「山の寺」シンポに参加」と告げて常設入館券を
            購入の上、8階特集展示室に直接お越しください。
       ※注意 シンポのみ参加の方は、入館券は不要です。

◆◆ 主催 ◆◆
「日本中世における「山の寺」(山岳宗教都市)の基礎的研究」研究会

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2011.11.17 この世のものとは思えない美しさ…オーロラと滝と月虹と

http://apod.nasa.gov/apod/ap111114.html

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2011.11.16 Saxophone Quartet Xmas・・・ 小田原市2011年度 第80回市民劇場 【聖夜の四重奏―疾走する4本のサックスで名曲の数々を―】のお知らせ

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もうクリスマスの季節なんですね・・・

聖夜に聴くジャズ・・・、いいでしょうね。カルテット・スピリタス QUARTET SPIRITUSの
【聖夜の四重奏―疾走する4本のサックスで名曲の数々を―】をお知らせさせていただきます!!!

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日時: 12月25日(日) 14:00開演

会場: 小田原市民会館大ホール 

チケット: 全席自由席
         小学生   500円
         中・高生 1,000円
         一 般  1,500円

プレイガイド: 小田原市民会館/有隣堂小田原ラスカ店/伊勢治書店本店
         ダイナシティ店/ブックプラザ店/平井書店

プログラム:  バッハ:G線上のアリア
         ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー
         テザンクロ:サクソフォン四重奏曲
         シフリン:ミッション・インポッシブル
         ピアソラ:カランブレ
         葉加瀬太郎:情熱大陸のテーマ
         ニーノ・ロータ:ロミオとジュリエット
         クリスマスメドレー

カルテット・スピリタス … 次世代を担う若手サックス奏者4人
         松原孝政 ・ 波多江史朗 ・ 松井宏幸 ・ 東涼太

お問合せ・お申込: 音楽の種を蒔く会 実行委員会事務局 0465-33-1709
             小田原市文化制作課 0465-33-1526

 

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2011.11.14 京都府立山城郷土資料館 「木津川ものがたり~木津川が生み、育てた文化~」のお知らせ

仁木 宏様からいただいたメールを転載させていただきます。

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京都府立山城郷土資料館の伊藤太です。

現在、第26回国民文化祭・京都2011の一環として京都府立山城郷土資料館にて特別展「木津川ものがたり~木津川が生み、育てた文化~」を開催中です。
(12/11まで、月曜休館。入館料一般250円、65歳以上無料)

http://www.kyoto-be.ne.jp/yamasiro-m/index.html

古代から物流の幹線として大きな役割を果たし、南山城地域の暮らしと文化を育んできた木津川にスポットをあてた特別展です。
とくに木津川を描いた絵画資料を一堂に集め、地元の笠置寺・海住山寺・大智寺・鶯瀧寺に伝わる戦国期から江戸前期に描かれた絵巻が勢揃いするとともに、川崎大師平間寺所蔵の「蟹満寺縁起絵巻」が初公開されたことで話題を呼んでいます。

http://www.kyoto-np.jp/yamashiro/article/20111022000034

http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001110240002

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111022/wlf11102211350006-n1.htm

また、万葉歌が記された歌木簡が出土した馬場南遺跡=神雄寺跡出土品に関連して、神仏習合に関わりが深い、鎌倉初期の神名帳など貞慶ゆかりの海住山寺文書、「悔過」との関連を思わせる9世紀の一木造による薬師如来立像(城陽市阿弥陀寺)、10世紀の一木造による十一面観音立像(木津川市大智寺、寺外初公開)など、重要文化財に指定されている貴重な資料も展示しています。

まだまだ謎の多い木津川の河川交通、「港町」としての木津の実態をうかがうためにも参考になる展示です。

なお、特別展会期中、入館者にはもれなく図録(カラー40ページ)を進呈しています。

当地では「木津川市の名刹 社寺秘宝秘仏特別開扉」(~11/13)、地元の旧家などを現代
アートの展示場に生かした「木津川アート」(11/3~11/13)も開催されます。
この機会に、ぜひぜひ木津川までお越しください。

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2011.11.11 今日は三月の震災から八カ月目…犠牲になられた方のご冥福を心からお祈り申し上げるとともに、この国難を私達は風化させてはいけないという思いで、3月11日の地震発生直後の強震モニタ画像をご紹介させていただきます。

http://www.youtube.com/watch?v=Xn0IOkm49fg(強震モニタ 揺れの強さと拡がり)

http://www.youtube.com/watch?v=yMy514xwY-8&NR=1(M9.0の震度分布です)

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2011.11.8 ツイッターの呟きを転載・・・とてもめまぐるしい展開で日々が過ぎてゆきます。11月はいつも私にとって思いがけない転機のある月でした。今年も…と、心して向かっています

10月31日
odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉 ―『河内本源氏物語』に生きた人々―」第Ⅱ部「白蓮の章…鎌倉1」は実朝の時代を書き終わりました。この時期にはじめて唯一光行の生の声…鎌倉に長く住んでの感慨が残っているので、私としても思い入れ深く書き込めました。それで、いつもの段の二倍の長さ…

agata_naoj 縣秀彦 odayurikoがリツイート
1210日(土)深夜に皆既月食が起こります。満月が欠けていって、ほのかな真っ赤な月に変わり、元に戻ります。日本中どこからでも見ることができます。2145分からかけ始め、皆既は236分から52分間にもおよびます。元に戻るのは118分です。ぜひ、お楽しみください。

11月1日
odayuriko 織田百合子
おはようございます。「源氏物語と鎌倉 ―『河内本源氏物語』に生きた人々―」第Ⅱ部「白蓮の章…鎌倉1」は承久の乱を書きました。あと頼経・宗尊親王を書いて終わり。急ピッチで進めています。今日は古典の日。制定された2008年より前から私の格闘は続いています。鎌倉の古典問題…

odayuriko
古典の日にちなんで書かせて頂きます。鎌倉は武士の都とばかりいわれていますが、鎌倉では『源氏物語』二大写本の一方の雄「河内本源氏物語」が成立していますし、万葉集でも現在刊行されている本の底本『西本願寺本万葉集』は鎌倉で作られました。こんな凄いことがあるのに誰もそれを誇ろうとしません

odayuriko
(続)どうしてだろうと不思議でならなかったのですが、鎌倉の方ご自身達がその事実をご存じないのでした。国文学の世界では周知の事実も一般におりてこなければ一般の方は享受できません。でも国文学界で古典は京都主体。鎌倉の古典は極端にいって無用扱い。そして鎌倉で活躍する学者さんは歴史の

odayuriko
(続)分野の方ばかり。古典の価値を認識されていません。情報はおりてこなければ一般の方の認知に至りません。私は報道写真を撮っていましたから報道することの意味を熟知しています。最初はおろして下さいとことある毎に懇願してきましたが受け入れられませんでした。それで自分で書いています。

11月3日
odayuriko
おはようございます。「源氏物語と鎌倉 ―『河内本源氏物語』に生きた人々―」は摂家将軍頼経を書くところで中断しています。今日11月3日は早くに亡くなった父の誕生日。毎年母とケーキを買って祝うことにしています。で、この日が近づくと家では今年は何のケーキにしようという楽しい会話が・・・

11月2日 

鎌倉の銀の鈴社様を訪ねました。

11月4日
odayuriko
おはようございます。さわやかな秋晴れです。私にとって十一月は何故か運命が動く月…。毎年十一月になると心の内で身構えます。小さく小さく進んできましたが今年は大きく事が進展しそう…。今日は決戦の日…、そんな心境で今朝のさわやかな青空を見ています。

odayuriko
昨日撮った近くの農地の小菊の群れ…。毎年大好きな光景…。小菊っていいですね。日本の桃源郷……

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odayuriko
熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬいまは漕ぎ出でな・・・、先ほどこれからお仕事を進めさせていただく相手の方からこの歌をいただきました。きっと上手くいく…、頑張ります

denden_fish denden_fish odayurikoがリツイート
この季節、晴れた朝の空を見上げるたびに、理由のない悲しみを覚える。アルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲についての、吉田秀和の評言を思い出す。「私は、ここに、まっ青な空の中に吸いこまれるように高く昇ってゆく響きの、その透明さ、静けさ、無限の悲しみを感じる。」(『私の好きな曲』)

odayuriko
真っ青な空のなかに、無限の悲しみ…、リツイートさせて頂いたこのフレーズに思う。先週密教の講座を受講しました。仏の慈悲はただの優しさではない。人は一面でないから怒りも悲しみも含んだ上での慈悲と…。人の人生は一様でないから今絶頂にいる人も背後には怒りや悲しみが重なってと感じます。

naokix11 坂井直樹 odayurikoがリツイート
近年で最大の美しいオーロラ!

http://sakainaoki.blogspot.com/2011/11/blog-post_8806.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+blogspot%2FSooLU+%28%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B7%B1%E8%AA%AD%E3%81%BF%29

11月7日
odayuriko
何だろうこの陽の光、前世ここに住んでいたような懐かしさ。この感覚から始まったのだった…、私の鎌倉探究。でもここは鎌倉とは違う。朝比奈の峠を隔ててここはこんなに穏やか。六浦…。金沢文庫には結願した遊女の髪を軸に納める曼荼羅のような画がある。たしか夜叉という名もあった。@ 金沢八景

odayuriko
陽の光を撮ってみたくなり、携帯で。金沢八景から逗子にむかう神護寺あたりの車窓。

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odayuriko
もう一枚、ここからはもう逗子…

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11月8日
lovemeg 小町えんじぇる odayurikoがリツイート
今日は立冬。『源氏物語』「夕顔」巻の「今日ぞ、冬立つ日なりけるもしるく、うちしぐれて、空のけしきいとあわれなり」をふと思い出しました。月日が経つのは本当に早いものです。しみじみ。

odayuriko
昨日藤村志保さんの源氏物語の朗読を聴く機会に恵まれました。若紫・賢木の野の宮の場面・柏木が女三宮を見る場面・御法、の4場面でした。笛の音と藤紫のお着物を召された格調高い藤村さんの朗読…、源氏物語は格調なのだと再認識しました。

towarone 露音 odayurikoがリツイート
‥紅葉した葉はひかりにあたるとぬけるやうな朱になりくろほほづきはあをのほほづきが割れて淡ひ藤色の花が咲きをり‥

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