2011.12.23 『源氏物語と鎌倉』が、アマゾンで予約受付開始になりました
『源氏物語と鎌倉 ―「河内本源氏物語」に生きた人々―』がアマゾンで販売開始になりました。
こういうのって、刊行と同時に開始されるのかと思っていたら、刊行した書籍を申請するから、それから載るまでに時間がかかるのですね。私の場合、10日刊行で、載ったのが22日。数日から一週間といわれてましたが、年末だから時間がかかったのでしょうか。
ともあれ、本を出してこれで私の手元にある原稿や資料が不意の事故で没になっても、日本のどこかに残っていれば後世に残ると安心。そして、アマゾンに載ったから、これでもうほんとうに私の個人的範囲のハラハラの不安を超えて安泰です。
このあとは電子書籍化・・・、をめざして。
アマゾンに載るのが楽しみだったのですが、一週間くらいは注意してたのに、ここ何日か忘れていて、知らずにいました。
ツイッターも、昨日はチェックする時間がなくさっきさかのぼって見ていて、あまり何時間も見てなかったので、タイムラインを遡るのも大変。もう止めようか、でも、何か興味あることをつぶやかれているのを見落としたらもったいない、とずうっと昨夜までさかのぼって見ていたら、いつも情報を教えて下さっている九州の方が、「予約受付開始されましたね」と教えて下さっていました。
ツイッター、やはり大切な機能です。
それからここに記しておきますね。昨夜、『源氏物語』研究の高名な方からお電話を頂戴しひととき楽しい時間を過ごしました。
先生は、「いいタイトルだねえ」と。「よくそう言われますけど、今までなかったのがふしぎなくらいなんですよね」。先生は「そうだなあ、そういえばほんとになかったね」と。
それから、「文章がわかりやすくていい。簡単に読めるから楽しかった」と。私、「一般に方に読んで頂きたいのでそう心がけました」。「そうか、それはいい」と。
先生は、「この問題をもっと貴女に続けて欲しいと思っても、ここに書いた資料以外にもう出てこないだろうねえ」と。私が「はい、ただ、実時は古今集の書写もしてますから、あとは古今集をやらないとと思っています」。「古今集もしてるの?」「はい」「そうっか…」
というような会話をさせていただきました。お目にかかったこともないのに、最初の私の論考「北条実時と『異本紫明抄』」のときから支援してくださって、「早く一冊の本に」とおっしゃってくださっていた方です。ご高齢で寒さにお弱いから、暖かくなったらご挨拶に伺わせていただきます。