2012.7.11 プレゼン用に編集したスライド【双子の写本がたどった運命~仙覚と『万葉集』の歴史~】をYoutubeにアップしました。
7月7日に埼玉県比企郡の都幾川と小川町で、午前と午後のそれぞれ一回ずつ、30分ほどのミニプレゼンをさせていただきました。
スライドは全部で42枚。それをスライドショーにしてYoutubeにアップしました。ご覧になっていただけたらと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=ev1vVqCLfl8&feature=youtu.be&a
タイトルは、【双子の写本がたどった運命~仙覚と『万葉集』の歴史~】。仙覚さんの地元で、仙覚さんの偉業をご紹介し、普及して、地元の皆様に仙覚さんを称えて喜んでいただきたい一心のプレゼンです。
午前に行った都幾川の会場は、春に慈光寺を訪ねたときに知り合った寧々房さんのお店。店主の澤井かやさんが都幾川や隣町の嵐山、秩父の方々に声をかけてくださって、18名もの方を集めてくださいました。
澤井さんがブログに当日のようすを載せてくださいましたので、写真を転載させていただきます。
と、上が店内でのプレゼン光景。
下は、春に行ったときに撮った写真です。
↑ この仏像さんは澤井様のお作です。この店内が会場になりました。
午後は小川町図書館で。NPO法人仙覚さんの会の皆様に向けてお話させていただきました。
終わったあと、一人の男性が寄っていらして、「今まで合戦というと誰と誰が戦って…ばかりに興味を持ったけど、合戦によって運命を狂わされた人たちがいて、その人たちによって作られた文化、というお話がとてもよかった」と言っていただいたのが嬉しかったです。
また、他の男性からは、「貴女の視点はとてもいい。思いが伝わってきた」とも。
思いが伝わっていただけたなら大成功!と思いました。
終わって、時間があったので、図書館から近くの仙覚さんの万葉顕彰碑まで行って撮ってきました。論文を書くための取材で一番最初に行ってから何回か小川町を訪ねているのですが、いつも用事を済ませるだけでいっぱいいっぱいで顕彰碑を訪ねる余裕がありませんでした。
久しぶりの再訪。雨のなか、重いプレゼン用の機材を引きながらの登頂(かなりきつい上り道です!)はふうふうしましたが、濡れた初夏の緑がしたたるようなすがすがしさに心も洗われました。
仙覚さんの顕彰碑の場所を検索すると、たいてい「テニスコートを見下ろして建つ」とあります。その状況です。