2012.9.26日 ツイッターから転載…はじめてのインタビュー体験
9月25日
鎌倉から帰宅。インタヴューという初めての経験をさせていただきました。緊張しているつもりはなかったのですがまだ頭のなかが真っ白な感じ。強引に情報発信をずっとしてきましたので、対極の受け身にまだ慣れません。これからスーパーに買い物に行って日常に戻って振り返ります。
鎌倉の浄妙寺の境内にあるイングリッシュガーデンレストランの写真をアップしました。正式名は石窯ガーデンテラスです。インタビューのあとに連れて行っていただきました。インタビューについての感慨・の顛末を記しました。http://www.facebook.com/home.php#!/odayuriko.f …
インタビューが終わった直後から漠然と感じていた違和感の正体がやっとわかりました。今まで私は鎌倉の『源氏物語』の流布にだけ生きる覚悟で行動してきましたから、インタビューもその伝道の一端と思っていたのです。なのにどうやら詰まるところの主役は私…。黒子に徹していたのに…とう思いです。
9月26日
冬の夜の澄める月に、雪の光りあひたる空こそあやしう色なきものの身にしみて、この世のほかの事まで思ひ流され、面白さもあはれさも残らぬ折なれ…(『源氏物語』朝顔巻より)
↑ 昨夜、インタヴューを受けたあとの違和感の正体がわかってやっと落ち着きを取り戻したら甦りました。紫式部の文章。質問は冬に対してどう思うかでした。私の冬に対する思いはこの文章に尽きます。そんなことをお答えしました。ね、光行について語るとばかり思っていたのと質問が違ってますでしょ!
それともうひとつ訳がわからなくなった原因。『源氏物語と鎌倉』の一人歩きを垣間見たこと。とある骨董店でお客様へのお土産用に何冊も仕入れてお店に並べ配って下さっているとか、知人を訪問するのにわざわざ購入して持参してくださっているなど。いい本だから、と口々に言われてのことだそうです。
↑ 私は今まで埋もれていた光行の業績を世に出したくて必死になって黒子に徹して書いていました。水底に沈んだような長い年月。社会感覚がすっかり薄れていましたから、昨日のような現実が眩しかった上に、『源氏物語と鎌倉』がそこまで受け入れられていると伺っても何がなんだか…の感じでした。
家にいると社会の動きが見えませんね。このTLで大きな社会の動きは格段の差で以前より把握していると思っていましたが、肝心の自分のことは何も見えていなかったようです。まだ今でも見えていないと思います。対応がきっと変…
新三位中将平資盛 @sukemori_t
「源氏物語と鎌倉」、私も拝読しましたが、素晴らしい本です。皆様にもおすすめします>RT
@sukemori_t ありがとうございます!資盛さまにそうおっしゃっていただけるのは心強いです!! 鎌倉の『源氏物語』は平家文化があったからこそ。光行さんは一人孤独な鎌倉で『源氏物語』に平家の方々を思って慰められていたんですよね。
@komimai 冬号だから冬についての質問。それがわかったとき、アッとなり、光行流布のためのインタビューじゃあないんだとうろたえてしまいました(泣)。でも紫式部の原文は身にしみて覚えていますし、私にとってそれが現実だから、そうお答えできただけでも助かりました。