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2012.10.5 ツイッターの呟きを転載…9月30日は中秋の名月なのに台風真っ只中でした。そんな中、インタビューの原稿や『解釈』が届いて急に気忙しく

9月28日
玉簾の花が満開。父が清瀬のサナトリウムにいてそこで他界しましたので福永武彦『草の花』は我が事のような愛読書でした。外界と遮断されていても中の療養生活はふつうの暮らしです。園芸は特に。玉簾は母が株分けして持ち帰ったもので今も咲いてくれます。

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もう前から咲いているのに今日は特別な感じで目に飛び込んできました。と思っていたら『解釈』9.10月号が届きました。早稲田大学名誉教授でいられる中野幸一先生の『源氏物語と鎌倉』のご書評が載っています。拝読してこれほどまでにと胸が篤くなり感涙しました。玉簾はきっと父の眼差しです。

もう先日のインタビューの原稿が届きました。それが、凄い!んです。(談)とあるのは聞書きということですよね。たしかにお答えした内容で書いて下さってはいるんです。なのにふくよかさがそれ以上。とても芸術的(文学的というべき?)。びっくりしました。私にはこうは書けないと落ち込みました。

たった今、撮ってきた夕焼けです。神々しいというよりも稀に見るまがまがしさでした。

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レーピン展図録です。ポスターにもなっている表紙の絵、モデルは妻。レーピンはトルストイ、ムソルグスキーと親交があって、その肖像画がとてもよかった。レーピンは歴史画、社会画を描いていますがそれらがみんな背景が重厚で暗いのに対し、この三枚は白に近い青灰色。レーピンの気持ちが見えました。

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9月29日
今日の空。雲が複雑です@三鷹市

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公園を通って帰宅しました。鬱蒼と茂る木立の隙間に見える満月に近い朧月。風情があっていつまでも佇みたく撮りたく思いつつ…。でも、帰ってTLを眺めると明日の台風の心配。沖縄も大変とか。無事に過ぎるよう祈らずにいられません。

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9月30日
外では相変わらず強風が逆巻き時折近くで何かが落ちたり倒れたりする音がします。雨は殆どありません。階下で外も見ずにずっと外界の音に耳を澄まし息を潜めていると原始の生活ということが思われます。感覚に身を委ねて生活していただろう人たちのことを。研ぎ澄ますということはこういう事だなあと。

明日から十月。台風の被害の最小限に食い止められることを祈りつつ明日を待つのみですが、中旬に「花の蹴鞠」の締切を控えているので明日からそれに。その為の意識の下降。猛暑の中で書く気力も失せていましたが、光行が帰洛を決意したのを書くことに決めたので気分がそこに向っています。

TLで中秋の名月が見えていると知り窓を開けたらもう雨はとっくに止んでいて風だけ。低空の雲の流れが速く、月にかかるとできる紅彩が綺麗でした。満月はさすがに明るいですね。この月のように世の中が清明になりますように。

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